全国盲人文芸大会

第42回全国盲人文芸大会開催要綱並びに応募要領

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第41回全国盲人文芸大会入賞者

 日本盲人会連合主催による第41回全国盲人文芸大会の入賞者です。

全国から短歌54人(152首)、俳句44人(131句)、川柳50人(149句)、随想・随筆11人(11編)の応募がありました。
 審査員は、短歌が佐佐木幸綱先生、池田はるみ先生、黒岩剛仁先生、俳句が松林尚志先生、松井国央先生、川柳が川端六点先生、西出楓楽先生、随想・随筆が当山啓先生、斎藤恵子先生で、厳正な審査の結果入選作品が決まりました。

そのうち各部門第1位から3位までの入賞作品をご紹介します。(敬省略)

【短歌】

 カッコ内は読み方

第1位  厚生労働大臣賞/日盲連会長賞

いつよりわが両の手は目となりてメールを送る香るリンゴよ
(いつよりわがりょうのてはめとなりてメールをおくるかおるりんごよ)

田上 美智子(熊本県)

第2位  日盲連会長賞

独り身となりたる友が亡き妻のなしいごとく茶を運びくる
(ひとりみとなりたるともがなきつまのなしいしごとくちゃをはこびくる)

吉野 英明(大分県)

第3位  日盲連会長賞

朝顔の蔓が行く手を失ひて掴まんとする八月の空
(あさがおのつるがゆくてをうしなひてつかまんとするはちがつのそら)

長澤 壯(神奈川県)

【俳句】

カッコ内は読み方

第1位  文部科学大臣奨励賞/日盲連会長賞

鰯雲亡妻に投げやる舫ひ綱
  (いわしぐもつまになげやるもやひづな)

日谷 寛(広島県)

第2位 日盲連会長賞

点字本指の先より花の冷え
  (てんじぼんゆびのさきよりはなのひえ)

金谷 美子(富山県)

第3位 日盲連会長賞

青空は母の懐布団干す
  (あおざらはははふところふとんほす)

菅沢 礼子(長野県)

【川柳】

 カッコ内は読み方

第1位 NHK会長賞/日盲連会長賞

新しい靴新しい風に会い
  (あたらしいくつあたらしいかぜにあい)

及川 均(仙台市)

第2位 日盲連会長賞

ゆっくりと通過して行く母の駅
  (ゆっくりとつうかしてゆくははのえき)

柿本 美知子(徳島県)

第3位 日盲連会長賞

運動会一等賞の靴洗ふ
  (うんどうかいいっとうしょうのくつあらふ)

長澤 壯(神奈川県)。

 【随想・随筆】

 カッコ内は読み方

第1位 東京都知事賞/日盲連会長賞

「還暦までの記録」
 (かんれきまでのきろく)

井上 健一(岡山県)

第2位 日盲連会長賞

「ひよどりと私」、
  (ひよどりとわたし)

佐藤 冨士枝(山口県)

第3位 日盲連会長賞

「大好きな美しい日本語」
  (だいすきなうつくしいにほんご)

大塚 郁代 (東京都)

第40回全国盲人文芸大会入賞者

 日本盲人会連合主催による第40回全国盲人文芸大会の入賞者です。

 全国から短歌64人(187首)、俳句54人(161句)、川柳60人(176句)、随想・随筆14人(14編)、のべ192人(重複を除く)から583作品ものご応募をいただきました。

審査員は短歌が佐佐木幸綱先生、池田はるみ先生、黒岩剛仁先生、俳句が松林尚志先生、松井国央先生、川柳が西出楓楽先生、川端六点先生、 随想・随筆が当山啓先生、竹村實先生で、厳正な審査の結果入選作品が決まりました。

そのうち各部門第1位から第3位までの入賞作品をご紹介します。(敬称略)

【短歌】

 カッコ内は読み方

第1位  厚生労働大臣賞/日盲連会長賞

浮き彫りの線さぐりつつ置く碁石指を眼に陣を張りあう
(うきぼりのせんさぐりつつおくごいしゆびをまなこにじんをはりあう)

埜村 和美  (山梨県)

第2位  日盲連会長賞

コーラスのリズムに合わせしっぽ振るわが盲導犬は上機嫌なり
(こーらすのりずむにあわせしっぽふるわがもうどうけんはじょうきげんなり)

森 鈴子  (神戸市)

第3位  日盲連会長賞

しげしげと見入る気配と乗り合わすわが目と指と点書を追いぬ
(しげしげとみいるけはいとのりあわすわがめとゆびとてんしょをおいぬ)

上野  益男  (岐阜県)

【俳句】

 カッコ内は読み方

第1位  文部科学大臣奨励賞/日盲連会長賞

春昼や会いたい時は目を閉じる
  (しゅんちゅうやあいたいときはめをとじる)

大堀 悠佳  (横浜市)

第2位 日盲連会長賞

ハーネスを外せし犬を抱く夜さむ
  (はーねすをはずせしいぬをいだくよさむ)

菊池 宰織  (愛媛県)

第3位 日盲連会長賞

笑うたび太る気がする秋の風
  (わらうたびふとるきがするあきのかぜ)

長澤 壯  (相模原市)

【川柳】

 カッコ内は読み方

第1位 NHK会長賞/日盲連会長賞

幸せの種に惜しまず汗をやる
  (しあわせのたねにおしまずあせをやる)

渡辺 幸榮(新潟県)

第2位 日盲連会長賞

幸せの証しの旗かおむつ干し
  (しあわせのあかしのはたかおむつほし)

長澤 恵子  (相模原市)

第3位 日盲連会長賞

しあわせのドアを開けたら二重ドア
  (しあわせのどあをあけたらにじゅうどあ)

池田 守  (千葉県)

【随想・随筆】

 カッコ内は読み方

第1位 東京都知事賞/日盲連会長賞

「てっちゃん」

広沢 里枝子  (長野県)

第2位 日盲連会長賞

「視覚障害と遺伝」
  (しかくしょうがいといでん)

片寄 健司  (奈良県)

第3位 日盲連会長賞

「夫ごうさく101歳との楽しい毎日」
  (おっとごうさく101さいとのたのしいまいにち)

大塚 郁代  (東京都)