WBUから台風被災視覚障害者にメッセージ

2019年10月30日

 世界盲人連合(WBU)から日本の台風被災視覚障害者への見舞いと連帯メッセージが届きましたのでご紹介します。
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「日本のみなさまへ」
(2019年10月14日、世界盲人連合最高執行責任者ホセ・ヴィエラ)

 世界盲人連合は、令和元年台風第19号(ハギビス)に被災されたすべてのみなさまに心よりお見舞い申し上げます。ハギビスにより日本中部および北部で50人以上が亡くなり、数百人が負傷し、行方不明者も出ています。またインフラの広範囲にわたる破壊と混乱も引き起こしています。

 私たちは、この危機を深く懸念して監視し、台風の影響を受けた視覚障害者の特別なニーズを考慮するよう、援助機関と緊急対応者に訴えています。具体的には、援助機関に、音声、拡大文字、点字などのアクセス可能な形式で情報を提供するよう呼びかけています。また、医療、健康、リハビリテーション、再定住を含む緊急サービスは、台風のすべての犠牲者にアクセス可能でなければなりません。

 世界盲人連合は、災害、人道的緊急事態、または紛争の状況下で、視覚障害者の権利を擁護し、すべてのサービスとプログラムに視覚障害者がアクセスできるようにすることを主張しています。
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