点訳ボランティアとは

 点訳ボランティアとは、視覚に障害のある方のために、墨字(活字)で書かれている書籍や雑誌、広報誌、新聞などの内容を“点字にして伝える”ボランティアです。

 視覚障害者にとっての、触る文字である点字は、生活をしていくなかで情報を得るための大切なツールです。点字には一定のルールがあり、それに則って、時には必要な言葉を補い正しく点字に直すことがとても重要です。

 現在、公共施設や、さまざまな商品などで点字を目にする機会が多くなりましたが、生活に根ざした点字というものはまだまだ不足しています。そこで、私たちが目で読み得る情報を正しく点字に直し、同じ情報を提供するために活動しているのが点訳ボランティアです。

 点訳ボランティアは、点訳だけでなく、点訳されたものを校正したり、点字データを編集したりと、様々な活動を行っています。