令和2年12月号

2020年12月8日

すべて通して聞く (71分39秒)

タイトル別

はじめに~映画界の柱!年の暮れに鬼退治&内容紹介~ (7分12秒)

大きな節目を迎えた、2020年。あっという間に過ぎたという方も、長い1年だったと思う方もいらっしゃることでしょう。
疫病退散のため妖怪アマビエが流行したのも束の間…
冬の日本にやってきたのは「鬼滅の刃」ブーム!
10月に公開された映画「鬼滅刃 無限列車編」は、公開からわずか10日間で興行収入100億円を突破するという快挙を成し遂げました。さて、これまでにも様々な名作映画が生み出されてきましたが…どんな映画が人気を博してきたのでしょうか?

1.日本点字誕生から130年 六点が導く光~日本の点字制定130周年記念講演会~その1(23分11秒)

出演:東京大学先端科学技術研究センター 福島智教授

 【写真の説明】日本の点字制定130周年記念講演会の様子。当日は会場の人数を制限し、講演会が行われた

 1890年11月1日、東京盲唖学校において、第4回点字選定会議が開催され、石川倉次の案が採用されてから今年で130年を迎えた日本の点字。この記念すべき年にあたり、点字の意義と役割を互いに確認するとともに今後の日本の点字のあり方を考える機会とするため、日本視覚障害者団体連合、日本盲人福祉委員会、日本点字普及協会、日本点字委員会の4団体主催の下、11月1日、東京都墨田区のすみだ産業会館を会場に記念講演会が開かれました。

【右写真の説明】ライトブレイラーを説明する福島智教授

 当日は、新型コロナウイルス感染防止のため、会場の人数制限を行うとともにYouTubeによるライブ配信が行われました。記念講演会では、東京大学先端科学技術研究センター福島智教授、日本盲教育史研究会岸博実事務局長のお二人による点字に対する熱い思いの詰まった講演がありました。

 声のひろばでは、この講演会を12月号・1月号でお届けいたします。
今月は、福島智教授による講演「点字は私の父、指点字は私の母」をお届けいたします。

当日ライブ配信された「日本の点字制定130周年記念講演会」は、
次の動画から見ることができます。

2.安心して鉄道を利用するためにできること JR東日本 鉄道安全講習会をレポート(9分11秒)

出演:東京都盲人福祉協会  笹川吉彦会長 ほか

 今年に入ってから視覚障害者の駅ホームからの転落事故が相次いでおり、早急な対策が求められるホームからの転落防止対策。鉄道各社は、ホームドアの設置工事を進めていますが、車輛の長さ、ドアの数や位置などの相違、設置コストなどの課題による設置の遅れ。そして、人員削減による日本各地での無人駅問題など。視覚障害者が安心して駅を利用するためには、まだまだ問題が山積しています。もちろん、当事者自身が自分の身を守るため歩行訓練を受け、未然に事故を防ぐことも、周囲の暖かな見守りや声掛けも必要不可欠です。

 【写真の説明】鉄道安全講習会での様子。参加者は、ホームの高さ、車輛の大きさ、線路のつくり、退避スペースを確認した

 9月に日視連が赤羽一嘉国土交通大臣に「鉄道駅の安全対策に関する要望書」を提出し、10月には国土交通省で検討会を設置。新たな対策の検討に乗り出すなど、視覚障害者を取り巻く交通環境の改善に向け歩み始めました。

そんな中、東京都盲人福祉協会と東日本旅客鉄道東京支社は、10月22日と23日の2日間にわたり、東京都港区のJR品川駅臨時ホームで、視覚障害者当事者がホームから線路に下り、ホームの高さや退避スペースなどを体験する安全講習会を開きました。
 声のひろばでは、東京都盲人福祉協会 笹川吉彦会長、そして講習会に参加された2名の方からお話を伺っています。もしものときに何ができるか考えてみませんか?

3.日中韓で奏でる友好の旋律を架け橋に「On-tact Blind Music Festival」(7分58秒)

出演:日視連音楽家協議会 富田清邦会長

 【写真の説明】「On-tact Blind Music Festival」ポスター(左)とスタジオで演奏する日視連音楽家協議会の皆さん(右上段・右下段)

 新型コロナウイルス感染拡大により、世界各国のコンサートホールの閉鎖や音楽活動の縮小などにより世界の音楽家たちは大きな影響を受けています。そんな新型コロナウイルス感染拡大の影響により萎縮している障害者の文化芸能に活気を取り戻すとともに日本・中国・韓国の3カ国の友好を図るため、日中韓の視覚障害音楽家がオンラインでの共演する「On-tact Blind Music Festival」が日本視覚障害者団体連合、日本盲人福祉委員会、中国視覚障害者協会、中国障害者芸術団、韓国管弦盲人伝統芸術団(シロアム視覚障害者福祉会)の5団体主催で行うことになりました。この日中韓3カ国の視覚障害音楽家のコラボレーション動画「On-tact Blind Music Festival」は、国連の定める「国際障害者デー(International Day of People with Disability)」の12月3日に合わせて、3カ国で一斉公開されました。この共演について、日視連音楽家協議会 会長で筝曲家の富田清邦氏に伺います。

「On-tact Blind Music Festival 日本バージョン」は、次の動画から見ることができます。

「On-tact Blind Music Festival 韓国バージョン」は、こちら

「On-tact Blind Music Festival 中国バージョン」は、こちら

【ティーブレイク】「視覚障害者リモート将棋大会」開催のお知らせ (3分24秒)

 日本視覚障害者団体連合主催、日本将棋連盟後援の「視覚障害者リモート将棋大会」が、12月12日(土)と13日(日)の2日間にわたり開催されます。例年どおりの大会の実施が、新型コロナウイルス感染拡大により困難となったため、参加者の移動や密集を伴わないオンラインによる将棋大会を開催し、将棋愛好家の更なる交流や親睦を図り、オンライン将棋対局の有効性や実用性を検証し、全国の将棋愛好家の拡大に繋げることを目的として実施されます。大会2日目の13日には、さまざまなイベントを用意しています。ぜひ、ご参加ください!


視覚障害者リモート将棋大会 イベントのご案内

 

[開催概要]

開催日  令和2年12月13日(日) 
方法   ZOOM(オンライン)
参加費  無料
申込み  不要

  ― イベント内容 -
 (1)中川大輔八段と参加者による意見交換
     10:10~10:50(40分間)
 (2)中川大輔八段の将棋講座  
     12:50~13:30(40分間)
 (3)中川大輔八段と竹部さゆり女流四段との大盤解説(有段者の部 決勝戦大盤解説)
     14:20~15:50(90分間)
    ※対局の進行によっては、イベントを一時中断する場合があります

[参加方法]
    
ZOOMへのアクセス方法、ZOOMのURLは、こちらをご確認ください
    ※対局参加者は既に募集を終了しております 

【お問い合わせ、お申し込み】
 日視連 組織部団体事務局
 電話:03-3200-0011
   [内線番号]6番
 E-mail:jim@jfb.jp 

4.日視連 用具ステーション(4分35秒)

出演:日視連 用具購買所 小川敏一職員

【写真の説明】12月11日から販売を予定している、デザインをリニューアルしたセイコー製音声デジタルウオッチ。左からシルバー、ブラックシルバー、ピンクゴールドの3モデルがある

【お問い合わせ】
 日視連 用具購買所
 電話:03-3200-6422
 FAX:03-3200-6428
 E-mail:yogu-toi@jfb.jp

5.言葉の船出 (8分42秒)

出演: 日視連 相談役 竹田寿和さん

おわりに~年末の風物詩~ (5分28秒)

【写真の説明】楽譜とヴァイオリン

日視連 声のひろば奥付&著作権について (1分56秒)

 本コンテンツの著作権は、日本視覚障害者団体連合に帰属します。
 また貸し、複製などによる第三者への提供はできません。予めご了承ください。

 編集:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 情報部
 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp

 発行:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
 〒169-8664東京都新宿区西早稲田2-18-2
 電話:03-3200-0011(代表) FAX:03-3200-7755 WEB:http://nichimou.org/