令和元年10月号

2019年10月8日

すべて通して聞く　(56分55秒)

タイトル別

はじめに～令和を彩る、ちょっと得した秋の休日&内容紹介～　(5分1秒)

窓を開ければ、心地よい風が吹いてくる今日この頃。
ふと、どこからか響いてくる虫の声。
“秋”が巡ってきましたね。

今年の１０月はいつもと違った秋の休日のお話を
していくことにしましょう。

【右写真の説明】稲穂が実っている風景

1.「日本視覚障害者団体連合」誕生！　竹下会長、今の気持ちを語る　(9分51秒)

出演：日視連竹下義樹会長
【写真の説明】１０月１日に行われた日本視覚障害者団体連合の出発式で決意表明をする竹下会長

日本盲人会連合は、結成から７０年余り…
視覚障害者を取り巻くさまざまな社会の現状を見つめ共に戦ってきました。
時代の経過とともに日盲連でも改名の声が挙がり、何度も議論を重ねてきました。
そして、今年３月の平成３０年度臨時評議員会にて定款変更が審議されて、出席評議員の賛成をもって承認され、「日本視覚障害者団体連合」へ名称変更することとなりました。
この度、手続きが完了し「日本視覚障害者団体連合」として歩みはじめた…
今の気持ちを竹下義樹会長に伺います。

【写真の説明】３月28日に開催された日本盲人会連合の平成３０年度臨時評議員会の様子

2.弱視問題対策部会始動～弱視者が理解される世の中にするために～後編　(15分44秒)

出演：慶應義塾大学経済学部教授中野泰志さん、千葉大学国際教養学部吉本賀永子さん

【写真の説明】特別講演「弱視者のための合理的配慮講座—学校や職場で必要な配慮を要求しよう—」の様子

日本眼科医会の報告書によると、２００７年現在、視覚障害者は１６４万人。
このうち弱視者は、１４４万９千人にのぼるといわれています。
社会にその困難さを理解されずに苦しんでいる…これが、弱視者の現状です。
この現状を変えるべく、日視連では、２０１５年より「弱視に関する懇談会」を開き、弱視の抱える問題について話し合ってきました。検討していく中で、弱視問題の根本的な解決のため、日視連の運動の柱のひとつとして、さらに運動をすすめていく体制を整えることとなりました。７月６日、弱視問題対策部会の第１回委員総会が開催され、日視連加盟団体から推薦された委員が全国より日本盲人福祉センターに集いました。

委員総会では、慶應義塾大学経済学部中野泰志教授による特別講演が開かれました。
合理的配慮を上手に受けてこられた現役大学生吉本賀永子さんの体験談もあり、参加者も関心を寄せていました。
今月号では、この講演の模様「弱視者のための合理的配慮講座—学校や職場で必要な配慮を要求しよう—その２」をお届けいたします。

以下の動画で慶應義塾大学経済学部中野泰志教授による特別講演「弱視者のための合理的配慮講座—学校や職場で必要な配慮を要求しよう—」（ノーカット版）をきくことができます。

【動画の説明】特別講演のノーカット版です。YouTubeの動画が埋め込まれています。