新潟県長岡市で全日本視覚障害者囲碁大会が開催

2019年10月8日

 第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会の一事業として、10月6日、7日の両日、「全日本視覚障害者囲碁大会」が新潟県長岡市の長岡市社会福祉センター「トモシア」で、日本棋院、新潟県視覚障害者福祉協会、長岡市視覚障害者福祉協会など後援のもと開催されました。

 地元の新潟県をはじめ、秋田県、岐阜県、埼玉県、東京都から選ばれた16人が参加し、19路盤で4回戦総当たりの熱戦を展開しました。
 その結果、埼玉県出身の岩崎晴都さんが4戦全勝で優勝し、また、準優勝は、地元新潟県の印銀司さんでした。優勝した岩崎さんは、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園の小学部5年生(10歳)で、30代から80代までの大人を、しかも5段、4段、3段などの強豪を手玉に取って優勝しました。視覚障害者囲碁の世界の仲邑菫さんのようだと、観戦した人々の間で評判になりました。