平成29年4月号

平成29年4月号

すべて通して聞く(91分43秒)

タイトル別

はじめに~新しいスタイルのお花見で、花粉や人ごみから解放される!?&内容紹介~(6分)

【写真の説明】日盲連から徒歩10分。地元の人たちに愛される神田川の桜は、今見頃を迎えています。

1.【特集】機能訓練事業所・非機能訓練事業所の厳しい実態が浮き彫りに~シンポジウム 視覚障害者の生活訓練(歩行訓練)のあり方を考える、開かる!!~≪前編≫(32分38秒)

 出演:名古屋市総合リハビリテーションセンター 視覚支援課長 田中雅之さん

【写真の説明】冒頭で挨拶をする日盲連 竹下義樹会長

「点字ブロックなども大事だが、歩行訓練を受けることこそが、我々の外出における自由を確保するために、極めて重要な役割を果たすと思う」 日盲連 竹下義樹会長

 2月25日、日本盲人福祉センターにおいて開催された、「シンポジウム 視覚障害者の生活訓練(歩行訓練)のあり方を考える」は、厚生労働省の平成28年度障害者総合福祉推進事業「視覚障害者のニーズに対応した機能訓練事業所の効果的・効率的な運営の在り方に関する調査研究」のなかで、日盲連が全国にある機能訓練事業所・非機能訓練事業所から数ヶ所を対象に、くわえて日盲連加盟団体や日盲連・日本網膜色素変性症協会の会員など当事者に実施した調査の結果をもとに、機能訓練事業所の現状と課題を整理、視覚障害者への訓練が全国で安定的に実施されるためには何が必要かを考える場として設けられました。

 竹下会長は歩行訓練を「自己実現のために重要」と説くも、基調報告で名古屋市総合リハビリテーションセンター 視覚支援課長 田中雅之さんから伝えられたのは、人員不足で疲弊した施設と厳しい経営状況、地域間で開く格差に胸を痛める現場の声を集約したものでした。

基調報告の模様

【写真の説明】田中さんの基調報告です。数値で示されたその厳しい調査結果に、聞き入る参加者の表情も深刻なものへと変化していきました。

 今月号では田中さんの基調報告を、そして来月号ではパネルディスカッションの模様をお届けします。なお、日盲連WEBサイトに掲載されている記事で、本シンポジウムについて詳しくご報告しています。ぜひご覧下さい!

【お問い合わせ】(福)日本盲人会連合 組織部団体事務局
 電話:03-3200-0011(代表) FAX:03-3200-7755 E-mail:jim@jfb.jp

2.【イベント・レポート:第10回アクセシビリティキャンプ東京】視覚障害者はどのようにゲームをプレイするのか?世代・性別・障害の枠を越えて、熱き思いがぶつかる!すべてのゲーマーがYahoo! JAPAN「LODGE」に集結!!≪前編≫(11分10秒)

 出演:中根雅文さん(AccSell)・伊敷政英さん(Cocktailz)・辻勝利さん・諸熊浩人さん

会場となったYahoo! Japan「LODGE」

【写真の説明】昨年11月にオープンしたYahoo! Japan「LODGE」の一画にできた人だかり。誰もが興味津々といった顔つきで、モニターを注視します。

 3月25日、東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都千代田区)のYahoo! Japanオフィス内にあるコワーキングスペース「LODGE」を会場に、IT企業などに所属する有志たちが主催するアクセシビリティキャンプ東京#10「目が見えなくてもスト2はできる。全盲ゲーマーと対戦!」が開催され、1,330平方メートルの開放感あふれる空間には時折湧き起こる大きな拍手と驚嘆の声が響き渡りました。

テーブルの上に並ぶゲーム機

【写真の説明】PlaystaionにNintendo DSなど、ゲーマーの胸を熱くする数々の名機がテーブルの上にところ狭しと並びます。

 大きな画面に映し出されたゲーム画面と接続されたさまざまなゲーム機器、コントローラーを握るプレイヤーといった組み合わせは、まさにゲームイベントそのものといったものでしたが、特徴的な点と言えばコントローラーを巧みに操作しているプレイヤーが視覚障害者であったということでしょうか。

中根さんは音を頼りに「ロードランナー」をプレイします

今話題のNintendo Switch!

 視覚障害者と一般の参加者がゲームを通して交流、アクセシビリティを考えることを目的とするこのイベントには、ロードランナー、スト2、ポケモン、電車でGo!などの懐かしいTVゲームや、今話題のNintendo Switchが登場!

 笑って悔しがって、大人げないほどに真剣になって、すべての参加者が熱中して活き活きとした表情を見せる、そんな一体感のようなものを抱かせるイベントに久し振りに出会うことができました。

スト2で伊敷さんと辻さんが対決!

 【写真の説明】辻さんと伊敷さんがスト2で対決!!辻さんを負かすために、密かに特訓を積んだ伊敷さんですが、その結果は・・・?

 今月号ではプレイタイムの模様を、そして来月号ではトークセッションの模様をお届けします。なお、日盲連WEBサイトに掲載されている記事で、このイベントについて詳しくご報告しています。ぜひご覧下さい!

3.≪平安の”琵琶”から平成の”viwa”へ≫かゆいところに手がとどく、8年目のさらなる成長戦略とは!?≪後編≫(11分57秒)

出演:視覚障がい者ライフサポート機構”viwa” 理事長 奈良里紗さん

【写真の説明】先月号と今月号にご出演頂いた、視覚障がい者ライフサポート機構”viwa”理事長の奈良さん。
 実は昨年のサイトワールドで開催された、日盲連主催「弱視者の読み書きの支援の在り方に関するシンポジウム」のパネリストとして登壇しました。写真はその時のものです。

 平安時代頃に視覚障害者の職業としてその存在を確立させた琵琶法師、その先人の功績に敬意を払い、さらにVisual impairmentといった視覚を思い起こさせる”vi”を組み合わせて誕生した、視覚障がい者ライフサポート機構”viwa(ビワ)”。

 「人」と「人」・「人」と「情報」・「情報」と「情報」をつなぐ、そんな”viwa”の活動を理事長の奈良里紗さんにご紹介頂きます。

完全版≪平安の”琵琶”から平成の”viwa”へ≫3月号+4月号配信分(21分26秒)

 先月号と今月号で配信した音源をまとめたものを掲載します。なお、内容は各月で配信されたものと同じものとなります。

【お問い合わせ】視覚障がい者ライフサポート機構”viwa”事務局
 E-mail:info@viwa.jp WEB:http://www.viwa.jp/(※外部サイトに移動します)

【緊急告知】日盲連平成28年度2大調査事業、報告書まとまる!!(2分18秒)

【写真の説明】報告書の墨字・点字・音声(DAISY)版

 皆様、大変お待たせしました!!
 日盲連が平成28年度に実施した2大調査事業、「読み書きが困難な弱視(ロービジョン)者の支援の在り方に関する調査研究事業」&「視覚障害者のニーズに対応した機能訓練事業所の効果的・効率的な運営の在り方に関する調査研究事業」の報告書がついに完成、日盲連WEBサイトに公開されました。

 本調査は業界の関心の高さから、報告書の刊行が待ち望まれていたものです。皆様のこれからの運動を支える論拠として、どうぞお役立て下さい。
 下記リンク先のページから、各報告書のデータをダウンロードすることができます。

4.四季折々の調べ≪春≫(7分43秒)

 出演:日盲連音楽家協議会 会長 富田清邦さん

 日盲連音楽家協議会会長で箏曲家の富田清邦先生が、四季にちなんだ一曲を選び、皆様にご紹介します。今回は『明治松竹梅』です。

5.日盲連用具ステーション~お母さん楽チンセット&障害者手帳入れ&商品カタログ(墨字版)のご案内~(8分44秒)

 出演:日盲連用具購買所 小川敏一職員

 障害者手帳入れは革製で、手になじむ質感が優れた一品です。追加された芥子色もとても綺麗な色合いですので、この機会にぜひお買い求め下さい。

 墨字版のカタログは、ご希望の方にお送りしています。点字版・デイジー版のカタログは現在制作中で、夏頃にご希望の方にお送りする予定です。

【お問い合わせ】
 日盲連用具購買所
 電話:03-3200-6422
 E-mail:yogu-toi@jfb.jp

6.言葉の船出~竹田寿和さん~(6分)

 出演:日盲連相談役 竹田寿和さん

おわりに~THE LAST TRAIN~(5分9秒)

 声のひろばへのご感想は、日盲連情報部までお寄せ下さい。
【お問い合わせ】日盲連情報部 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp

奥付

日盲連 声のひろば奥付&著作権について(1分48秒)

 本コンテンツの著作権は、日本盲人会連合に帰属します。また貸し、複製などによる第三者への提供はできません。予めご了承ください。

 編集:社会福祉法人 日本盲人会連合 情報部
 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp

 発行:社会福祉法人 日本盲人会連合
 〒169-8664東京都新宿区西早稲田2-18-2
 電話:03-3200-0011(代表) FAX:03-3200-7755 WEB:http://nichimou.org/