平成28年11月号
平成28年11月号
タイトル別
はじめに~2017年用年賀はがきが全国で一斉販売&内容紹介~(5分21秒)
1.サイトワールド2016・レポート≪前編≫~目が見えない・見えにくい私だから考えついた “とっておきのアイディア”コンテスト表彰式から~(24分24秒)
11月1日から3日にかけて、すみだ産業会館サンライズホールを会場にサイトワールド2016が開催されました。3日間の来場者数は約4700人で、出展ブースやイベント会場などは多くの来場者で賑わいました。
【写真の説明.1】恒例のテープカットです。サイトワールド実行委員会事務局からのアナウンスで、サイトワールド2016の開会が告げられました。コピーどおり”日常サポートから最先端テクノロジー”にふれることができる日本最大級の福祉機器展、さぁ驚きと発見の連続の3日間のはじまりです!開場直後には降っていた雨も、いつしかあがっていました。
【写真の説明.2】
日盲連用具購買所のブースから。毎年多くのお客様が足を運んで下さり、今年もこんなに盛況でした。スタッフは大忙し!特別キャンペーンの対象商品の中には、初日で完売してしまったものもありました。お立ち寄り下さいました皆様、誠にありがとうございました。
また、ブースの一画では、Panasonicのロボット掃除機「ルーロ」のデモが行われていました。おむすび型の可愛いデザインが特徴のロボット掃除機で、お掃除結果などを音声で教えてくれます。
2日に開催された、私たち日本盲人会連合が主催の「弱視者の読み書きの支援の在り方に関するシンポジウム」の模様は、来月号の≪後編≫で詳しくご報告します。どうぞお楽しみに!
目が見えない・見えにくい私だから考えついた
“とっておきのアイディア”コンテスト表彰式について
初日の会議室5では、”とっておきのアイディア”コンテスト表彰式が行われ、多くの人々が見守る中、次々と入賞者たちのアイデア商品が発表されました。
このコンテストは日本点字図書館と共用品推進機構が共催した企画で、これまで行ってきた既成のものに対し使いやすさを調査する事業から、障害をもった自分たちがアイデアを出すことで本当に使いやすい商品が生まれるのではと、そのアプローチを変えた意欲的な取り組みとなります。
第1回ということもあり注目度も高く、6月から9月の3ヶ月間で盲学校の部には59作品、一般の部には134作品ものアイデアが寄せられました。
※このコーナーでは、部門別に音源をご用意しています。頭出しの際などにご利用下さい。
≪一般の部≫最優秀賞『レミノ』 群馬県前橋市 小暮愛子さん(7分22秒)
【写真の説明】一般の部で最優秀賞に選出されたのは、群馬県在住の小暮愛子さんでした。当日は、ご主人も赴任先の宮城県からお祝いに駆けつけました。
知りたいと思うものをカメラで認識させると特殊加工された液晶画面が立体化して触ることができる『レミノ』は、触覚・聴覚・嗅覚・視覚の四つの感覚を使って物質を「知る」ための超最新IT機器で、人工知能まで搭載した優れものです。タッチ操作での拡大や白黒反転など、必要機能も全部搭載しています。
Let me know(教えて)からヒントを得て誕生した『レミノ』には、小暮さん自身にとっては未だ目にしたことがないわが子の顔を肉眼で見たいという大きな願いがこめられていました。
≪盲学校の部≫最優秀賞『まがるもん』 高知県立盲学校 山本麻琴さん&浅野拓朗さん&伊與田萌さん(17分2秒)
【写真の説明】先端15cm変形可動式白杖『まがるもん』で審査員たちの評価を集め、見事最優秀賞に輝いた「チーム・ちっぽ家」こと高知県立盲学校の3人組 山本麻琴さん&浅野拓朗さん&伊與田萌さんです。
グレーチングに白杖の先端(石突)が引っかかるのを防ぐため、先端を曲げて使用する白杖を考えたといいます。
そんな3人組に表彰式終了後にインタビューをお願いしてみました。校長先生や担任先生も交えて大盛り上がり!
チーム・ちっぽ家、結成のきっかけは?担任の先生から見た3人は、どんな生徒?そもそも、「チーム・ちっぽ家」の名前の由来は?将来の夢は?さぁ、3人組はどんな回答をするのでしょうか。楽しい座談会のはじまりです!
【写真の説明】表彰式終了後に、記念撮影を行いました。チーム・ちっぽ家の3人組に、優秀賞を受賞した古田桃香ちゃんも加わり一緒ににっこりピース。
【お問い合わせ】社会福祉法人日本点字図書館
電話:03-3209-0241 FAX:03-3204-5641 E-mail:nitten@nittento.or.jp
公益財団法人共用品推進機構
電話:03-5280-0020 FAX:03-5280-2373 E-mail:jimukyoku@kyoyohin.org
※共用品推進機構のWEBサイト(URL:http://www.kyoyohin.org/)では、今回のコンテストの結果が報告されています。入賞者のアイデアが、イラスト付きで詳しく説明されています。BES形式とPDF形式で公開されています。
2.【ホット☆トピック】たたみ一畳のスペースで運動不足が解消!?スポーツの秋にヨガはいかが?~視覚障がい者のためのヨガクラス「チャレンジド・ヨガ」プロジェクトリーダー&ヨガ・インストラクター 高平千世さん~(23分23秒)
「ヨガって人気があるし、興味もあるけど、インストラクターさんのポーズが見えないから、視覚障がい者の私には無理だろうなぁ」、そんな当事者の声が高平さんの心を揺さぶりました。「視覚に障害があってもヨガを楽しんで欲しい!」、そんな願いからチャレンジド・ヨガのプロジェクトは誕生します。
インタビュー・パートでは、高平さんたちの取り組みを詳しくご紹介します。また体験パートでは高平さんのレッスンに職員が挑戦!さて、どんなレッスンになったのでしょうか?
【写真の説明】チャレンジド・ヨガのレッスンから。参加者の皆様の表情がとても活き活きしていて、楽しそうな雰囲気が伝わってくる素敵な1枚です。
※このコーナーでは、パート別に音源をご用意しています。頭出しの際などにご利用下さい。
チャレンジド・ヨガ・プロジェクト プロジェクトリーダー&ヨガ・インストラクター 高平千世さんインタビュー(15分8秒)
出演:NPO法人日本カルチャーヨガ協会 チャレンジド・ヨガ・プロジェクト プロジェクトリーダー&ヨガ・インストラクター 高平千世さん
【動画の説明】チャレンジド・ヨガのPVです。YouTubeの動画を埋め込んでいます。
チャレンジド・ヨガぷちぷち体験会(8分15秒)
ここでは時間の関係上ダイジェストでお届けしましたが、実際は呼吸法なども含めて丁寧にご指導頂きました。
【写真の説明】高平さんからご提供頂いたもので、参加者と一緒に屍のポーズ(シャヴァーサナ)をする盲導犬です。
【お問い合わせ】NPO法人日本カルチャーヨガ協会 チャレンジド・ヨガ・プロジェクト
電話:080-7999-4567 E-mail:challengedyoga@gmail.com
WEBサイト:http://challengedyoga.com/
3.入院中の視覚障害者に対する支援について≪後編≫「入院中の医療機関からの外出・外泊時における同行援護等の取扱いについて」~厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 佐々木俊哉さん~(11分26秒)
出演:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 佐々木俊哉さん
資料「入院中の医療機関からの外出・外泊時における同行援護等の取扱いについて」
~6月28日に厚生労働省から発出された通知ほか~
4.日盲連用具ステーション~シナノケンシ株式会社 伊藤春樹さん&ブレイルメモスマート講習会のご案内~(15分4秒)
出演:シナノケンシ株式会社 伊藤春樹さん&日盲連用具購買所 小川敏一職員
【写真の説明】
今回ご紹介頂いた製品「プレクストークリンクポケット」とシナノケンシ株式会社 伊藤春樹さん。シャツの胸ポケットにスッポリ収まる大きさながらも、ボタンの押しやすさなど操作性は抜群!
【お問い合わせ】日盲連用具購買所
電話:03-3200-6422
FAX:03-3200-6428
E-mail:ご注文用 yogu-c@jfb.jp
お問い合わせ用 yogu-toi@jfb.jp
5.言葉の船出~竹田寿和さん~(7分31秒)
出演:日盲連相談役 竹田寿和さん
おわりに~シン・ゴジラは、点字でも大暴れ~(4分53秒)
【写真の説明】
第4回日盲連フェスティバルで展示された「ゴジラ(写真右)」と「シン・ゴジラ(写真左)」のフィギュアです。どちらが強そうでしょうか?
ちなみにこれはフィギュアのスケールの違いであり、実物の大きさを比較してみると、シン・ゴジラは歴代で一番大きいゴジラのようです。
声のひろばへのご感想は、日盲連情報部までお寄せ下さい。
【お問い合わせ】日盲連情報部 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp
奥付
日盲連 声のひろば奥付&著作権について(1分46秒)
本コンテンツの著作権は、日本盲人会連合が有します。また貸し、複製などによる第三者への提供はできません。予めご了承ください。
編集:社会福祉法人 日本盲人会連合 情報部
電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp
発行:社会福祉法人 日本盲人会連合
〒169-8664東京都新宿区西早稲田2-18-2
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