差別事例集「視覚障害者にとって差別ってどんなこと？」&【リーフレット】見えにくくなったときの道しるべ～あなたやあなたの周りの方へ～

事例集&リーフレットの表紙

差別事例集「視覚障害者にとって差別ってどんなこと？」

はじめに

　日頃私たち視覚障害者は、社会の無理解や偏見から、不愉快に感じたり、困ったりすることがたくさんあります。見えないのだから仕方がない、と我慢してやり過ごすことも日常茶飯事だったのではないでしょうか。

事例集の表紙

日視連でも様々な問題解決のため、繰り返し国や自治体に要望してきましたが、なかなか満足する結果を得られませんでした。

　ところが、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」（いわゆる「障害者差別解消法」）が制定されました。これは、本連合をはじめ、多くの障害者団体が求めてきた国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法の整備の一環として成立したものです。全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、障害を理由とする差別がなくなるようにすることを目的にした法律です。

　こうした政治的な流れに呼応して、日視連情報部では、社会に向けた啓発のパンフレット、「視覚障害者にとって差別ってどんなこと？」を発行しました。こちらのページからもダウンロードできます。私たちが、嫌な思いや怒りを感じるような事例の軽減を目指し、皆さんも声を上げてください。

ダウンロード(※点字版・デイジ版はzip形式で圧縮しています。解凍してご利用下さい)

　テキスト版(約16KB)/DAISY版(約13.7MB)/点字版(bes形式約8KB)/PDF版(約2MB)

【リーフレット】見えにくくなったときの道しるべ～あなたやあなたの周りの方へ～

リーフレットの表紙

はじめに

　リーフレット「見えにくくなったときの道しるべ～あなたやあなたの周りの方へ～」は、眼科を受診された患者様がこれからの生活を送る上で、次のステップへ進むための道しるべとなるようにとの思いで作成したものです。

患者さんの周りの方へ
　悩んでいるのは本人だけではありません。周りにいるあなたはどのように接していいのか、悩んでいませんか？
　温かく寄り添い、視覚障害がどういうことか、私たちと一緒に考えましょう。あなたからのご相談を待っています。
眼科の先生へ
　視機能を引き出し、最大限に活用する『ロービジョンケア』は、眼科医療から早期に開始されることが、理想的です。患者さんのこれからに希望を持たせ、夢に向けて背中を押してください。
　そのためにも、「日本視覚障害者団体連合総合相談室」をご利用ください。私たちもともに考え、ロービジョンネットワークの構築に協力します。

　日本視覚障害者団体連合総合相談室　電話：03-3200-0011(代表) E-mail:soudan@jfb.jp