声のひろば 令和2年2月号が公開されました

2020年2月7日

日視連 声のひろば 令和2年2月号【目次&内容紹介】

 URL:http://nichimou.org/magazine-tape/voice/

【目次】

  • はじめに~富士山は誰のもの?&内容紹介~ 
    青空の下、決意新たに ~あはき19条訴訟 東京地裁判決を終えて~
    感覚の翻訳から生まれるモノ~視覚障害者と行う美術鑑賞とスポーツ観戦の事例から~
    文集に幾多の花咲き、春薫る~第45回全国盲人文芸大会入選者発表、その受賞を祝して~その2
    日視連 用具ステーション
    言葉の船出
    おわりに~水の都のカーニバル~

【内容紹介】

 あんま師等法19条は、東京オリンピックが開催された1964年に「目が見える人のあん摩マッサージ指圧師養成学校の新設を制限する」ため設けられました。それから、五十余年後の2016年7月。「あんま師等法19条は、職業選択の自由を定めた法律に違反する」として、平成医療学園グループは国を相手に裁判を起こしました。この裁判は、東京・大阪・仙台の3か所で行われました。そして昨年12月16日、東京地裁ではついに判決の時を迎えました。

 判決後には、東京地裁2階会見室にて日視連・日本あん摩マッサージ指圧師会・全日本鍼灸マッサージ師会・日本理療科教員連盟・全日本視覚障害者協議会の代表者が出席し、記者会見が開かれました。また、この記者会見に並行し、地裁前では当事者および支援者が集まり集会が行われました。今月号では、記者会見、そして集会での模様をお送りいたします。

【写真の説明】東京地裁でのあんま師等法19条裁判 判決後に開かれた記者会見の様子

 また、昨年12月2日から3日までの2日間にわたり、感覚代行研究会主催の「第45回感覚代行シンポジウム」が東京都江東区の国立研究開発法人 産業技術総合研究所臨海副都心センター別館で開かれました。このシンポジウムで行われた東京工業大学リベラルアーツ研究院 環境・社会理工学院 伊藤亜紗准教授による特別講演「感覚の翻訳――視覚障害者と行う美術鑑賞とスポーツ観戦の事例から」の模様をお届けいたします。そうぞ、お楽しみください!

【お問い合わせ】

 日視連 情報部 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp
 ※デイジー・カセットテープでの貸し出しをご希望の方は、日視連 点字図書館(電話:03-3200-6160)までお問い合わせ下さい。