日視連があはき師への支援に関する要望書を提出

2020年7月9日

 日本視覚障害者団体連合は7月8日、厚生労働省に対し、「新型コロナウイルスに係る視覚障害あん摩マッサージ指圧師・鍼師・灸師への支援に関する要望書」を提出しました。要望事項は次の通りです(説明は省略)。

1.あはき業にとって必要不可欠な物品(マスク・消毒用アルコール等)を、優先的に入手できるようにしてください

2.各自治体が実施する休業補償においてあはき業が休業要請の対象外であったとしても、感染拡大防止の見地あるいは顧客の減少からやむを得ない事情で休業したあはき業者に対しては、休業補償と同等の支援を行ってください

3.各種支援策(持続化給付金、休業補償等)の申し込みに関し、申請手続きの援助、申請手続きのための移動の支援、及び受付窓口における柔軟な対応を行ってください

4.中長期的に収入が減少した視覚障害あはき師に対して、継続的な経済支援を行ってください

5.訪問型施術所等に雇用されている視覚障害あはき師が不当な取扱いを受けたり、窮地に追い込まれることがないよう、該当する施術所等に対する支援とともに、本人に対する柔軟な支援を行ってください

6.企業等にヘルスキーパーとして雇用されている視覚障害あはき師の雇用環境がこれ以上厳しくならないよう、該当する企業等に対する支援とともに、本人に対する柔軟な支援を行ってください。また、ヘルスキーパーの一層の雇用促進を図ってください

 要望書の全文は日視連ホームページ(http://nichimou.org/notice/20200514-jim/)をご参照ください。