国土交通省 ホームドア整備に関するWG
2019年10月3日
10月1日、日本視覚障害者団体連合は、国土交通省が主催する「ホームドア整備に関するWG」に参加しました。この会議は、全国各地の鉄道駅にホームドアの設置を推進することを目的に、国土交通省、鉄道事業者、関係団体が参加し、議論を行っています。
第4回目の会議では、日視連からは委員である竹下義樹会長が出席し、2020年度以降のホームドア整備に係る目標等について議論を行いました。竹下会長からは、ホームドア設置においては、利用者数10万人以上の駅が優先されることを踏まえて、これらの駅への更なる設置の推進とともに、10万人以下の駅においても視覚障害者が利用する施設等があれば、柔軟な判断の上で、設置を行って欲しい旨を述べました。
10万人以下の駅への設置については、ほかの委員よりも指摘があり、実際のホームの混雑度や危険度を加味した上で判断を行うべきではないか、との意見もありました。
なお、次回は11月中旬に開催し、年内中にとりまとめをおこなうことになっています。