社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　１０月１日より日本盲人会連合は、法人名を「日本視覚障害者団体連合」と変更し、同日、日本盲人福祉センターにて出発式が行われました。

【写真の説明】出発式にて決意を述べる竹下義樹会長

　挨拶の中で、竹下義樹会長は「団体名を変更するというのは、極めて大きな意味を持っていると思っています。言葉というのは文化であり、明治以降は『盲人』という呼称で我々視覚障害者を表現し文化を形成して、１５０年が経過しました。社会全体で見ても『盲人』という呼称を使わなくなってきており、最後まで使い続けてきたのは日盲連だったかもしれません。一つの時代を画するということからも大きな意味を持たせるべきだと思っています。名は体を表すといいますが、名称を変えたからというからには、この団体が今までの良さを引き継ぐということは当然ですが、新たに何をそこに付け加えるのか、何をイメージするのか、皆さんとともに考えていき、一致団結して皆さんとともに歩んでいきたいと思っています」と新たな名称での船出にあたり決意を述べました。