第32回日盲連あはき問題戦略会議を開催

2019年3月12日

 日本盲人会連合の第32回あはき問題戦略会議が3月1日、東京都・西早稲田の日盲福祉センターで開催され、日盲連竹下義樹会長、小川幹雄委員長ら関係者が出席し、当面するあはきの諸問題について討議を行いました。

主な内容は次の通りです。
1.これまで運動を続けてきたあはきに関わる医療保険報酬の改善等を求める請願(診療報酬項目へのマッサージの復活と報酬単価の引き上げについて)は引き続き関係団体と協議する 
2.杉山検校遺徳顕彰会に評議員を推薦する 
3.あはきの療養費の受領委任払いについて、新年度は償還払いから受領委任払いへ移行する保険者が増えているが、償還払いを原則としている保険者もいる 
4.施術管理者についての研修会は平成32年4月以降に申請のあった者について職業倫理等4項目、16時間で実施する方向で内容を検討する 
5.あはき等法19条裁判は原告が申請した承認を認めるかどうかという段階にある。日盲連としては更に署名活動や募金に取り組む 
6.柔道整復師の保険適正化について会計検査院と厚生労働省への陳情を行う 
7.あはき等法推進協議会から提案のあった機能訓練指導員の認定講習会については引き続き検討する等