平成30年度第7回あはき等法推進協議会開催
平成30年度第7回あはき等法推進協議会(代表・伊藤久夫全鍼師会会長)が1月24日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催されました。日本盲人会連合からは竹下義樹会長、小川幹雄副会長が出席しました。
最初に、平成32年4月から始まるあはき施術管理者研修について東洋療法研修試験財団から前日の厚生労働省との話し合いの結果を踏まえての説明がありました。
実施に向けて今後のスケジュールや実施主体の検討、視覚障害者に対する配慮事項などについて意見交換が行われました。現在、厚生労働省であはきの広告について検討会が行われています。
今年度中にはガイドラインを作成することになっているが、これに対してあはき等法推進協議会として意見のとりまとめが行われました。
主な要望事項は、施術所の名称、保険取り扱い適応疾患等の広告の拡大、無資格者の取り締まり強化等でです。2020年に改訂が予定されている日本標準産業分類の改定に当たって、あはきの分類の位置づけやリラクゼーション(手技によるもの)の改正について厚生労働省を通して総務省へ要望書を提出する作業を進めることが話し合われました。竹下会長からは、あはき等法推進協議会に対し、あん摩師等法19条裁判の状況や見通しについて報告があり、更なる支援をお願いました。また、無免許者対策に取り組むよう要望した。これに対して、他の団体からも賛同の意見が寄せられました。