国家公務員試験への取り組み方について情報提供

2019年1月30日

 人事院の国家公務員障害者選考採用試験が2月3日と目前に迫っています。
676人の採用予定人数に対して、応募者総数は8711人(暫定値)となっており、大変狭き門となっています。各府省でも年内に4000人以上の障害者を採用する必要があるため、人事院試験とは別に、独自の取り組みも始まっており、例えば、一番採用人数が多い国税庁では、人事院の統一試験とは別に、各国税局単位(全国11局と沖縄事務所)でハローワークに非常勤職員の求人を出したり、ホームページで募集をしたりしています。日盲連総合相談室では、今後、非常勤職員から正職員へのステップアップ雇用の可能性があることも念頭に置いた上での、積極的、戦略的な取り組みができるよう情報提供を行っています。

【主な内容】
(1)非常勤も含めて、可能な限り、2月3日の選考採用試験と並行して応募する
(2)各府省の採用計画をホームページで確認する
(3)ハローワークに求職登録をし、各地域の求人を把握する
(4)地域の支援機関等も一緒に動かして、実習を行い、必要な機材の対応も含め、視覚障害者の能力を実際に見てもらう
(5)視覚障害者の立場から仕事の切り出しを提案するなど。

日盲連総合相談室では、専門相談員と一緒に、できるだけの相談支援を行っています。
相談ご希望の方は、総合相談室までご連絡ください。
【問い合わせ先】
「日盲連総合相談室」(電話03-3200-0011、Eメールsoudan@jfb.jp)。