障害者放送協議会3委員会合同委員会開催

2018年12月20日

  障害者放送協議会(代表・竹下義樹日本盲人会連合会長)は、12月12日、東京都新宿区の戸山サンライズにおいて、障害者放送協議会3委員会合同委員会(著作権委員会、放送・通信バリアフリー委員会、災害時情報保障委員会)を開催し、日本盲人会連合から工藤正一総合相談室長が出席しました。

今回の会議では、各委員会の現況報告と情報共有が行われ、改正著作権法や災害対応について、放送アクセスガイドライン実施に向けた課題について、今後の活動についてなどが話し合われた。この中で、NHKの国会中継に初めて字幕が付いたことや、気象庁の会見に今後手話通訳が付けられることなどの報告がありました。
日盲連からは、読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書の環境の整備の推進に関する法律案)の骨子案が議員連盟総会で承認され、来年の通常国会に上程されると報告されました。

今後の活動に関して、今年度事業計画にあるシンポジウムの開催については、3月上旬を目途に開催することを確認し、テーマの候補を出し合い、企画検討することになりました。また、放送協議会の目的の1つとして優れた放送通信事業への顕彰が挙げられているが、これを具体化してはどうかとの意見が出され、選考方法などについて引き続き検討することになりました。