第40回日盲連文芸大会入選者決まる
日本盲人会連合主催による第40回全国盲人文芸大会の入選者が決まりました。今回は全国から短歌64人(187首)、俳句54人(161句)、川柳60人(176句)、随想・随筆14人(14編)の応募がありました。
審査員は、短歌が佐佐木幸綱、池田はるみ、黒岩剛仁、俳句が松林尚志、松井国央、川柳が西出楓楽、川端六点、随想・随筆が当山啓、竹村實、の諸先生です。厳正な審査の結果選ばれた入賞作品には、日盲連会長賞のほか、短歌の第1位に厚生労働大臣賞、俳句の第1位に文部科学大臣賞、川柳の第1位にNHK会長賞、随想・随筆の第1位に東京都知事賞がそれぞれ贈られます。
各部門の第1位から第3位までの入賞者は次の通りです(敬称略)。
短歌の部1位・埜村和美(山梨県)、2位・森鈴子(兵庫県)、3位・上野益男(岐阜県)。
俳句の部1位・大堀悠佳(神奈川県)、2位・菊池ただのり(愛媛県)、3位・長澤壯(神奈川県)。
川柳の部1位・渡辺幸榮(新潟県)、2位・長澤恵子(神奈川県)、3位・池田守(千葉県)。
随想・随筆の部1位・広沢里枝子(長野県)「てっちゃん」、2位・片寄健司(奈良県)「視覚障害と遺伝」、3位・大塚郁代(東京都)「夫ごうさく101歳との楽しい毎日」。