千視協創立80周年記念大会開催
社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会は、10月14日(土)、千葉市文化センターにおいて、創立80周年を記念した大会、「第70回千葉県視覚障害者福祉大会」を開催しました。
会員・ガイドヘルパー・来賓・受賞者を含めて250余名が参加しました。
午前は式典、午後はアトラクション(津軽三味線、ヴァイオリン演奏、歌唱)の2部構成で行われ、大会で次の事項が決議されました。
1.視覚障害者が自律的な生活を送るために必要な事業の安定的な委託を要望
2.盲導犬同伴者の入店・乗車・宿泊拒否を無くし、暮らしやすい共生社会の実現
3.コンビニやスーパーなどで見られるセルフレジにおいて、視覚障害当事者でも利用できるよう支援者や音声案内の導入
4.視覚障害者のホーム転落を無くすため駅構内のバリアフリー化の促進と乗降客の少ない駅に内包線、音声誘導などの安全対策
5.音響式信号機は歩行時間延長用小型送信機に対応するとともに、誰もが使いやすい安全性の高い「押しボタン式信号」の設置
6.横断歩道と踏切にエスコートゾーンの設置
7.千葉県内の人口の多い中央部に盲老人ホームの設置
8.視覚障害者の雇用拡大のため、ヘルスキーパーの採用促進
9.乗車券など視覚障害者が単独で購入できる機種の開発
10.災害発生時に視覚障害者の安否確認と情報提供等に特段の配慮を
11.視覚障害者の雇用環境の改善
12.歩きスマホの禁止、声掛運動などで視覚障害者が安全に外出できるよう継続した対策を
13.駅構内での誘導ブロックや階段の段鼻は、コントラストのはっきりとした色に