令和3年度大学入学共通テスト受験上の配慮

2020年7月20日

 7月6日、独立行政法人大学入試センターより「令和3年度大学入学共通テストにおける受験上の配慮について」の資料が公表されました。

 視覚に関する配慮事項について従来は「良い方の眼の矯正視力が0.15以下の者」か「両眼による視野について強度視野障害のある者」に1.3倍の試験時間延長が認められていました。

 今回、公表された令和3年度の大学入学共通テストの受験上の配慮においては「両眼の矯正視力がおおむね0.3未満の者のうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度の者」もしくは「視力以外の視機能障害(視野の障害、明暗順応の障害、眼球振盪など)が高度の者のうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度の者」も1.3倍の試験時間延長が認められることになり、より多くの視覚に障害のある生徒が配慮を受けて試験を受けられることになりました。

 詳しくは、大学入試センターホームページ「令和3年度大学入学共通テストにおける受験上の配慮について」https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/R3_hairyo_.html)を参照ください。