中国ブロック三療研修会を米子で開催

2019年11月27日

 中国ブロックの各県で、毎年持ち回りで開催している中国ブロック三療研修会を、今年度は鳥取県あん摩マッサージ指圧師会と鳥取県視覚障害者福祉協会との共催で、11月23日と24日の両日に米子市の皆生温泉で開催しました。

 あはき師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので鳥取では5年ぶりの開催です。約15名の各県からの参加者と、それに加えて地元からの参加者が会場のホテルウェルネスほうき路に集まりました。

 初日の23日、日本視覚障害者団体連合の須藤正起あはき協議会長、安田和正 日本あん摩マッサージ指圧師会 会長の中央情勢報告を聞いたあと、各県の状況報告を行うとともに、翌日の研修会の講師、都立文京盲学校理療科教諭で日本理療科教員連盟会長の栗原勝美氏にも質疑にも加わっていただき、情報・意見交換を行いました。

 翌24日には、栗原講師に「高齢者の健康とあはき施術~高齢化社会に貢献できる手技療法」と題して、高齢化社会においてあんまマッサージ師が留意すべき点やその評価について、午前は講義を中心に、午後は日ごろの臨床に役立つ手技について熱心にご指導いただきました。最後に次年度開催の岡山県で再会することを約して閉会しました。

 なお、この研修会は財団法人東洋療法研修試験財団と共催でもあり、生涯研修の単位認定研修会でした。