東洋療法研修試験財団生涯研修検討委員会開催

2018年11月6日

 平成30年度の東洋療法研修試験財団の生涯研修検討委員会が10月30日、東京・上野の東洋療法研修試験財団で開催された。日本盲人会連合からは小川幹雄副会長が出席しました。

 今回の主な討議内容は平成32年度から実施予定の施術管理者研修についてでした。
 受領委任制度について柔道整復師はこの4月から施術管理者の研修を開始しているがあはき師については平成32年度からの研修が予定されています。
 現在、財団では勉強会を立ち上げて準備を進めているが厚生労働省から正式通知を受けた後、作業部会を立ち上げて実施に向けて作業を進めることにしています。

 今後行われる作業としては、
 1.研修内容としてカリキュラム・シラバス・教材の作成
 2.実施体制としての関係団体との共同体制の確認
 3.システム開発等
 以上、試行研修を経て平成32年度4月から実施の予定となっています。

 その他
 (1)昨年の東洋療法研修試験財団の単位件数は95件、受講者数は1183人、理事長表彰状交付数は165人
 (2)あはき師の登録数:あマ指師 今年度1135人、計19万4002人
             はり師  今年度2367人、計17万6047人
             きゅう師 今年度2498人、計17万4926人
 (3)あはき試験のあり方の検討のための第2回施行試験(11月実施)
    あマ指師:165問(4肢択一・5肢択一も)
    試験時間:晴眼者4時間20分・視覚障害者6時間30分
    はり師、きゅう師:175問
    12月に問題形式と試験時間はあマ指師と同じで実施して検討材料にする等が報告されました。