読書バリアフリー法セミナー開催のご案内

2018年2月16日

 日本盲人会連合・DPI日本会議・全国盲ろう者協会・弱視者問題研究会主催による「読書バリアフリー法セミナー」が3月10日(土)13時30分~16時に開催されます。

 国連の世界知的所有権機関は2013年6月、「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」を採択しました。日本でも条約批准に向け、国会で著作権法改正案の審議が始まろうとしており、日本盲人会連合は、DPI日本会議、全国盲ろう者協会、弱視者問題研究会などと連携し、マラケシュ条約批准に向け著作権法の改正のみならず読書障害者の読書環境を総合的に整備する国内法の整備のため「読書バリアフリー法」の制定を求めて運動してきました。同セミナーは、条約批准を前に多くの方に「読書バリアフリー法」を知っていただき、大きな運動のうねりを作っていくために企画されました。

 会場:日本盲人福祉センター(東京都新宿区西早稲田2-18-2、電話03-3200-0011)
 参加費:無料
 定員:80名(定員になり次第締切り)
 主なプログラム:
 13時40分~14時20分 基調報告「マラケシュ条約と著作権法、読書バリアフリー法」(弱視者問題研究会宇野和博氏)
 14時20分~14時50分 講演「視覚障害者の立場から読書バリアフリー法に期待すること」(枚方市立中央図書館服部敦司氏)
 15時~15時20分 意見発表(NPO自立生活センター「くれぱす」事務局長見形信子氏)
 15時20分~15時50分 質疑応答・フリーディスカッション等

 お申込方法:
 メールにて次の項目を添えて送信していただくようお願いいたします。1.氏名・ふりがな 2.電話番号 3.メールアドレス 4.資料種別(点字は当日配布、電子データは事前送付) 5.情報保障(手話通訳・パソコン要約筆記) 6.同行者の有無・人数 7.車椅子スペース 8.駅での待ち合わせ(12時45分「高田馬場駅」早稲田口または13時「西早稲田駅」1番出口)の8項目になります。

 盲ろうの方で、要約筆記をパソコンでご覧になる場合はお申し込み時に記載するようお願いいたします(パソコン・LANケーブルは持参をお願いいたします)。また、通訳方法の関係で机が必要な場合もお申し出ください。お問い合わせ・お申し込みは「全国盲ろう者協会」(Eメールinfo@jdba.or.jp)までご連絡ください。