あはきの会が懸案問題で厚労省5部局と折衝

2014年6月13日

 国リハあはきの会(菅間健司代表幹事)は、6月9日、参議院議員会館において、田村憲久厚生労働大臣宛にあはきを巡る諸問題に関する要望書を提出し、善処方について折衝しました。対応したのは、社会局障害保健福祉部国立施設管理室、老健局介護保険課、職業安定局障害者雇用対策課、医政局医事課及び保険局医療課の担当者です。
 席上同会は、老健局に対しては機能訓練指導員の雇用が停滞しているのは合理的配慮に欠けるためであるとして、制度の改善を要望すると共に障害者雇用対策課に対しては今一度、この点での就労促進を図るよう要請しました。医事課に対しては手の付けられない状態となっている無資格者の現状を打開するため、ネックになっている昭和35年の例の最高裁判決の解釈や運用を見直すよう強く求めました。
 一方、柔道整復師問題では平成23年度の取扱高が4085億円と0.4%増に留まっている推計に関し、医療課の適正化策が徐々に効を奏していると高く評価した上で、謝意を表すると共に、今後一層是正策を推進するようにとの期待を伝えました。