令和5年3月・4月号
すべて通して聞く (86分39秒)
タイトル別
はじめに~ビューティフル・ネーム&内容紹介~ (5分19秒)
やわらかな春の日差しが、心地よく感じられるいい季節になりましたね。春といえば、卒業式、入学式、入社式と、出会いと別れの季節でもありますが、たくさんの名前を耳にする季節でもあります。今回は、名前にまつわるお話です。
1.ともに考え、その先の未来へ~国連障害者権利委員会の対日審査における総括所見~ その1 (15分9秒)
出演:静岡県立大学 石川准名誉教授
2014年2月に日本が障害者権利条約を批准してから今年で10年目。その間に社会は、どう変化してきたのでしょうか? 皆様もご存じのとおり、障害者権利条約は、障害のある人の人権や自由を守ることを定めた条約です。2006年に国連で採択され、「社会モデル」の考え方や「合理的配慮」の概念が新たに取り入れられました。そして、この条約をきっかけに、障害者基本計画の実施状況を監視し、勧告を行う機関として、国内において障害者政策委員会が新たに設置されました。一方、国連においては権利条約を批准した国から選出された18名の専門家で構成された障害者権利委員会が各国の取り組み状況を定期的に審査し、勧告を出すことになっています。
日本に対する初めての審査は、昨年8月22日~23日の2日間にわたり、スイスのジュネーブで行われ、9月9日には国連の障害者権利委員会から日本政府に対し、勧告(正式には総括所見という)が出されました。そして、この勧告を念頭に4月からスタートする「第5次障害者基本計画」は実施されていくことになります。
2月15日、日視連は「第3回全国団体長会議」の中で、国連の障害者権利委員会から日本政府に対して出された勧告について勉強する研修会を開きました。声のひろばでは、この研修会の中から、静岡県立大学 石川准名誉教授による「国連障害者権利委員会の対日審査における総括所見について」と題した講演の模様をお送りします。
2.文集に幾多の花咲き、春薫る~第48回全国視覚障害者文芸大会入選者発表、その受賞を祝して~その2(1分47秒)
昨年11月、「第48回全国視覚障害者文芸大会」の入選者が発表されました。今回は、短歌の部 48名143首、俳句の部 53名158句、川柳の部 59名173句、随想・随筆の部 6名6編と、今年度も全国から多くの作品が寄せられました。
【右写真の説明】
川柳の部 第1位 上野益男さんの作品(右)と短歌の部 第1位 田上美智子さんの作品(左)
審査には、俳句の部に松井国央先生、高野ムツオ先生、短歌の部に池田はるみ先生、黒岩剛仁先生、佐佐木頼綱先生、川柳の部に川端六点先生、西出楓楽先生、随想・随筆の部に堀越喜晴先生、斎藤恵子先生のあわせて9名の先生方に選者を務めていただきました。
今回は、川柳の部と短歌の部で第1位に輝かれた皆様の喜びの声とともに各部門の審査員の先生方から頂戴したコメントをお届けいたします。
入賞者
1位 岐阜県 上野益男さん 2位 埼玉県 五十嵐静子さん 3位 愛媛県 藤岡健次さん
入賞者
1位 熊本県 田上美智子さん 2位 福島県 矢島秀子さん 3位 福岡県 高島裕光さん
【お問い合わせ】
日視連 点字図書館 文芸係
電話:03-3200-6160
E-mail:toshokan@jfb.jp
3.気ままに音楽♪ (6分7秒)
出演:日視連 音楽家協議会 富田清邦会長
今回は、万物が芽吹きはじめる春にふさわしい、いきいきとした筝曲「うぐいす」を音楽家協議会 富田清邦先生がご紹介いたします。
【写真の説明】音楽家協議会 富田清邦会長
4.日視連 用具ステーション(8分24秒)
出演:日視連 用具購買所 小川敏一職員
【写真の説明】 シナノケンシ株式会社のプレクストークPTR3
【お問い合わせ】
日視連 用具購買所
電話:03-3200-6422
FAX:03-3200-6428
E-mail:yogu-toi@jfb.jp
5.言葉の船出 (11分24秒)
出演: 日視連 相談役 竹田寿和さん
おわりに~折り鶴に思いをのせて~(5分34秒)
【写真の説明】折り鶴再生紙と広島の街
日視連 声のひろば奥付&著作権について (1分56秒)
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