令和4年度 日視連四国ブロック協議会・研修会

2023年3月1日

 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合、公益財団法人愛媛県視覚障害者協会主催の「令和4年度日視連四国ブロック協議会・研修会」は、2月4日(土)・5日(日)の両日、愛媛県視聴覚福祉センターを会場に、四国各県から70名の参加により開催しました。
 本大会は、施設の人数制限のある中、3年ぶりでの会場開催となりました。
 
 一日目の開会式では、愛媛県視覚障害者協会楠本光男会長の歓迎のあいさつに続き、日視連竹下義樹会長の主催者挨拶があり、その後、来賓としてお迎えした愛媛県知事中村時広氏代理愛媛県保健福祉部生きがい推進局長星加美樹氏及び愛媛県視覚障害者協会顧問で衆議院議員塩崎彰久氏から挨拶がありました。
 研修会では竹下義樹日視連会長による「中央情勢報告」と川柳松山吟社同人・伊予市視覚障害者協会藤岡健次会長による「川柳の作り方・味わい方」の2題の講演がありました。
 
 二日目は各団体から提出された議題の審議が行われました。決議された事項は次の通り。
1.特に地方において、交差点や踏切に警告ブロック(点状ブロック)を設置するよう要望。
2.高齢視覚障害者の難聴対策を要望。
3.高度化ピックスを付設する際には必ず音響信号機との併設を要望。
4.ガイドヘルパーの報酬単価の引き上げ等、労働環境の充実を要望。
5.厚労省は「日常生活用具給付等事業」のガイドラインを早急に作成することを要望。
6.無資格・無免許医療類似行為者の徹底取り締まりを要望。
7.テレビ放送におけるニュース速報の音声化と外国語の日本語吹き替え、字幕の拡大と表示時間の延長を要望。