令和2年1月号

2020年1月9日

すべて通して聞く (92分36秒)

タイトル別

はじめに~新年のご挨拶&内容紹介~ (6分14秒)

明けましておめでとうございます!
旧年中は、声のひろばをご愛聴頂き、
誠にありがとうございました。
本年が皆様にとりまして
幸多き一年となりますよう…
心からお祈りいたしております。

1.今、盛り上がるパラスポーツの世界~視覚障がい者スポーツをもっと知って楽しもう!~(22分12秒)

出演:国立障害者リハビリテーションセンター病院第二診療部長 眼科医 清水朋美氏


【右写真の説明】
国立障害者リハビリテーションセンター病院第二診療部長 眼科医 清水朋美氏

 教育研究機関、大学をはじめとする様々な研究者・関係者が一堂に会し、感覚代行・視覚補助・聴覚補助・盲聾教育・高齢者等に関するもの、そしてそれらの基礎についての討論を行う「第45回感覚代行シンポジウム」が感覚代行研究会の主催で昨年12月2日から3日までの2日間に渡り、東京都江東区の国立研究開発法人 産業技術総合研究所臨海副都心センター別館にて、開催されました。このシンポジウムでは、研究発表と2つの特別講演が行われました。

 今月号では国立障害者リハビリテーションセンター病院第二診療部長であり、障害者スポーツのクラス分けを担当する国際クラシファイアの資格をもつ眼科医 清水朋美氏による特別講演「視覚障がい者スポーツをもっと知って楽しもう!」の模様をお送りいたします。


「アイするスポーツプロジェクト」

 「アイするスポーツプロジェクト」では、視覚障害の有無にかかわらず、共に活躍し共に生きる社会を目指し、視覚を守る眼科医は、東京2020応援プログラムとして視覚障害者のパラスポーツへの理解を深め、QOL(生活の質)の向上の支援をしています。日本眼科学会と日本眼科医会は、このプロジェクトの一環として「視覚障害者スポーツ体験会」を開催しています。昨年の日本眼科学会総会、日本臨床眼科学会にて開催され、眼科医をはじめ医療関係者、視覚障害当事者の多くの方が参加し、体験をとおして視覚障害者スポーツについての理解を深めました。第3回目のとなる「視覚障がい者スポーツ体験会」は、4月19日(日)14時より「第124回日本眼科学会総会」にて、東京国際フォーラムを会場に、ゴールボールの体験会が行われます。「視覚障がい者スポーツ体験会」に関して、詳しくは「アイするスポーツプロジェクト」ホームページをご参照ください。

(過去の開催)
・2019年4月21日 第123回日本眼科学会総会
「ゴールボール体験会」(東京国際フォーラム)
・2019年10月27日 第73回日本臨床眼科学会
「ブラインドマラソン体験会」(国立京都国際会館)

●「アイするスポーツプロジェクト」ホームページ
URL:http://www.aisuru-sports.jp/index.html
このホームページでは、視覚障害者スポーツ・視覚障害者パラリンピック競技についても紹介しています。

【写真の説明】「アイするスポーツプロジェクト」ホームページトップ画面

2.文集に幾多の花咲き、春薫る~第45回全国盲人文芸大会入選者発表、その受賞を祝して~その1 (1分56秒)

 昨年11月、「第45回全国盲人文芸大会」の入選者が発表されました。今回は、俳句の部44名128句、短歌の部48名141首、川柳の部62名180句、随想・随筆の部14名14編と、今年度も全国から多くの作品が寄せられました。2回にわたり、各部で第1位に輝かれた皆様の喜びの声と、作品に込めた思いなどをお送りいたします。今月号は、短歌の部と俳句の部で受賞された方のインタビューです。

【右写真の説明】
短歌の部 第1位の松本隆子さんの作品(右)と俳句の部 第1位の田中孝志さんの作品(左)

1⃣  短歌の部 入賞者
1位 兵庫県 松本隆子さん
2位 大分県 久保田嘉博さん
3位 新潟県 齋藤ひろみさん
松本隆子さん インタビュー
(7分41秒)

2⃣  俳句の部 入賞者
1位 東京都 田中孝志さん
2位 愛媛県 菊池宰識さん
3位 広島県 日谷寛さん
田中孝志さんインタビュー
(7分20秒)

 【お問い合わせ】
  日視連 組織部団体事務局
  電話:03-3200-0011(代表) 
  FAX:03-3200-7755
  E-mail:jim@jfb.jp 

3.シンポジウム「視覚障害教育の現状と課題」~視覚障害教育の明日をみんなで考える~後編(18分40秒)

出演:慶應義塾大学 教授 中野泰志氏、元宮城教育大学 教授 長尾博氏、全国盲学校PTA連合会 会長 内間香代子氏、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授 星加良司氏


【写真の説明】シンポジウム「視覚障害教育の現状と課題」の様子

 2014年の障害者権利条約の批准以降、日視連では視覚障害者をとりまく社会問題について調査研究を行ってきました。そして今年度、日視連では「視覚障害教育」に焦点を当てることになりました。視覚障害のある児童・生徒がどこに通学していても、個々が必要とする専門性の高い視覚障害教育が受けられる体制の確立を目指し、そのためには何が必要かを、視覚障害当事者をはじめ、全国盲学校長会・全国盲学校PTA連合会・盲学校教員・教員養成大学の先生、そして様々な有識者が集まり、教職員共済生活協同組合・全国労働者共済生活協同組合連合会からの助成を受け調査を行っています。

 11月3日の「サイトワールド2019」では、日視連主催のシンポジウム「視覚障害教育の現状と課題」が開かれました。当事者や教育関係者、保護者など多くの方の参加があり、関心の高さが伺えました。このシンポジウムでは、調査研究の過程でみえてきた「視覚障害教育」の現場に転がるさまざまな問題を挙げ、それぞれの立場から討論が行われました。今月号では、パネルディスカッションの模様をお届けいたします。

視覚障害のある子供たちの未来のために、私たちができること。
今こそ、考えてみましょう。


 《シンポジウム》視覚障害教育の現状と課題 「視覚障害のある児童・生活がどこに通学しても、専門性の高い視覚障害教育が受けられる体制を確立するには」

  • パネルディスカッション
    ・コーディネーター
      慶應義塾大学 教授 中野泰志氏
    ・コメンテーター 
      東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授 星加良司氏
    ・パネリスト
      全国盲学校長会 会長 木村利男氏
      静岡県立静岡視覚特別支援学校 教諭 片平考美氏
      元宮城教育大学 教授 長尾博氏
      全国盲学校PTA連合会 会長 内間香代子氏

【写真の説明】左より慶應義塾大学 教授 中野泰志氏、元宮城教育大学 教授 長尾博氏、全国盲学校PTA連合会 会長 内間香代子氏、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授 星加良司氏

【お問い合わせ】
  日視連 組織部団体事務局
  電話:03-3200-0011(代表) 
  FAX:03-3200-7755
  E-mail:jim@jfb.jp 

4.四季折々の調べ《冬》(6分24秒)

出演:日視連 音楽家協議会 富田清邦会長

 日視連 音楽家協議会会長で箏曲家の富田清邦先生が、四季にちなんだ一曲を選び、皆様にご紹介します。今回は、2020年の初春を祝う一曲『吾妻獅子』をお届けいたします!

【写真の説明】日視連 音楽家協議会 富田清邦会長

5.用具ステーション (8分31秒)

出演:日視連 用具購買所 小川敏一職員

【写真の説明】左から時計周りに、IH調理器 EZ-HG26(象印)、音声ガイド付きレンジグリルRG-HS1(三菱電機)、GRUSボイスクッキングスケール(インテック)

【お問い合わせ】
 日視連 用具購買所
 電話:03-3200-6422
 FAX:03-3200-6428
 E-mail:yogu-toi@jfb.jp

6. 言葉の船出 (8分18秒)

出演: 日視連相談役 竹田寿和さん

おわりに~ムーミン谷は心のなかに~ (3分19秒)


【写真の説明】「合格祈願」と書かれた絵馬

日視連 声のひろば奥付&著作権について (1分56秒)

 本コンテンツの著作権は、日本視覚障害者団体連合に帰属します。
 また貸し、複製などによる第三者への提供はできません。予めご了承ください。

 編集:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 情報部
 電話:03-3200-6169 E-mail:jouhou@jfb.jp

 発行:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
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