第43回全国盲人将棋大会in加古川 結果のお知らせ

2019年11月14日

 11月9日と10日の2日間、棋士のまち兵庫県加古川市の加古川まちづくりセンターを会場に、日本視覚障害者団体連合及び兵庫県視覚障害者福祉協会主催で「第43回全国盲人将棋大会」開催されました。
 大会には、視覚障害を有する将棋愛好者が参加し、S級6名、A級14名、B級19名、C級4名の43名が参加し熱戦が繰り広げられました。
 本大会には、公益社団法人日本将棋連盟より淡路仁茂九段が審判長として、また、(公社)日本将棋連盟関西本部の兵庫県支部並びに神戸学院大学将棋部等の学生のボランティアの方々が審判員として努められました。
 淡路先生は、平成2年に姫路市で開催した第14回大会でも審判長を務めていただき、当時の大会に参加した者は懐かしんでいました。

<結果>
 各クラスの入賞者は次の通り。

(1)S級
優勝  山下幸四郎さん(岡山県)
(2)A級
優勝  荒川光晴さん(秋田県)
準優勝 小林 剛さん(長崎県)
第3位 長谷川智也さん(愛知県)
(3)B級
優勝  栗木寿章さん(名古屋市)
準優勝 石黒知頼さん(新潟県)
第3位 吉岡知輝さん(京都府)
(4)C級
優勝  仲野明治さん(千葉県)
準優勝 西村徹也さん(兵庫県)
第3位 古川泰浩さん(兵庫県)
(5)交流戦(優勝)
Aブロック 岸本 昇さん(兵庫県)
Bブロック 大川 旭さん(福岡市)

主催者挨拶 
【写真の説明】開会の挨拶をする兵庫県視覚障害者福祉協会田中会長

 開会式では、兵庫県視覚障害者福祉協会田中環会長から、(公社)日本将棋連盟、ボランティアの審判員の皆様、ご後援・ご協賛をいただいた企業・団体の皆様へ大会運営のご協力に感謝を申し上げるとともに、「棋士のまち加古川市で開催できることを喜ぶとともに、選手の皆様は日ごろの特訓の成果を思う存分発揮し、2日間を楽しんでください」とエールを送りました。

【写真の説明】大会の様子


【写真の説明】指導対局をする淡路審判長

 審判長の講評

   淡路審判長は講評の中で、「選手の皆様が対局を楽しんでいる姿を見てうれしくなるとともにいずれの対局も白熱した戦いで棋力も相当高いレベルである」と評されました。

(公社)日本将棋連盟 棋士 淡路仁茂先生挨拶【写真の説明】挨拶をする(公社)日本将棋連盟 棋士  淡路仁茂先生

 表彰式

【写真の説明】S級優勝の賞状を受け取る山下幸四郎さん(右)

【写真の説明】A級入賞者の方々。A級優勝カップを受け取る荒川光晴さん(中央)


【写真の説明】B級入賞者の方々。B級優勝カップを受け取る栗木寿章さん(中央)

【写真の説明】C級入賞者の方々。C級優勝の賞状を受け取る仲野明治さん(右から2番目)