自民党 予算・税制等に関する政策懇談会に要望

2019年11月14日

 10月30日、日本視覚障害者団体連合は、自由民主党が主催する「予算・税制等に関する政策懇談会」に参加しました。同懇談会は、国の令和2年度予算に向けて、介護、福祉、障害等の関係団体からの意見や要望を集めることを目的に開催され、日視連からは竹下義樹会長と三宅隆情報部長が参加をしました。

 竹下会長からは、視覚障害のあはき師に対する移動や事務処理の支援の実現を強く訴えました。三宅部長からは、度重なる視覚障害者の事故を踏まえ、ホームドアの早期設置等の鉄道の安全対策の実施、音響式信号機の24時間作動または信号の色を認識できる環境整備の実現を強く訴えました。また、視覚障害者に向けた情報保障については、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて多くの視覚障害者が情報を得られない事例を紹介し、更なる情報保障の拡大を要望しました。