【更新】第2回点字考案200年記念事業「記念講演会&シンポジウム」
開催趣旨
今年は、1922年に発刊され、継続して発行されている点字週刊新聞「点字毎日」の創刊100年となる。そこで、世界における点字雑誌や出版物の動向に目を向けながら、日本が創り出した点字メディアの今後の発展の可能性について論議を深める機会とする。そして、2025年に考案から200年を迎える点字の今日的意義を明らかにすることを目的とする。
主催
点字考案200年記念事業推進委員会
構成団体
1)社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
2)社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
3)社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会
4)特定非営利活動法人 日本点字普及協会
5)特定非営利活動法人 全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会
6)日本点字委員会
後援
全国盲学校長会
特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会
特定非営利活動法人日本点字技能師協会
毎日新聞社点字毎日
日時
2022年12月10日(土)10:00~15:00(受付:9:30~)
会場
YouTube配信及び日視センター会場によるハイブリッド方式
◎YouTubeでの配信先【編集版】(https://youtu.be/LNs_5A1pWuo)
◎会場 日本視覚障害者センター研修室 【交通アクセス】 |
※資料のダウンロードはこちらから
内容(プログラム)
開会 10:00
1) 主催者挨拶 10:00~10:10
2) 記念講演 10:10~12:00(質疑応答含)
「米国における点字制作の新たな潮流 -デジタル時代の点字-」
講演 フレドリック・K・シュローダー博士(前WBU会長)
☆フレドリック・K・シュローダー博士のプロフィールはこちらから
進行 指田忠司(日本盲人福祉委員会常務理事)
米国では19世紀に教科書制作のための出版所が設立され、20世紀に入ってからは連邦議会図書館により、録音雑誌とともに点字雑誌が多数出版されてきた。民間でも一般雑誌の記事を編集した点字雑誌が発行された。また、最近では自動点訳による新聞コラムを集めた週刊雑誌が発行されている。こうした米国の教科書・点字雑誌の歴史を概観するとともに、デジタル時代における点字の課題と可能性について考える。
3) 休憩 12:00~13:00
4) シンポジウム 13:00~14:50(質疑応答含)
「日本が創り出した点字メディア -さらなる発展をめざして-」
進行 渡辺昭一(日本点字委員会会長)
【シンポジスト】
濱井良文氏(点字毎日編集長)
1971年、兵庫県宝塚市生まれ。現在51歳。1994年、点字毎日記者として毎日新聞社入社。これまでに大阪の編集部で11年半、東京駐在記者として17年勤務。2022年4月から20代目の編集長を務める。趣味はプロ野球観戦(元来は阪神ファン、東京勤務をきっかけにヤクルトファン)、卓球、早朝のスロージョギング。家族は、妻と4人の子ども。
福山博氏 (点字ジャーナル編集長)
1955年、熊本県生まれ。現在67歳。2021年6月末で東京ヘレン・ケラー協会の業務執行理事を退任。現在は嘱託職員として点字雑誌等への執筆・編集を行っている。編集等に関する主な職歴は下記の通り。
1977年4月 東京ヘレン・ケラー協会に入職
2000年8月~2003年9月 『Light & Life(ライト&ライフ)』編集長
2009年4月~2021年6月 点字出版所長
2003年10月~現在 『点字ジャーナル』編集長(嘱託)
武井俊彦氏(月刊視覚障害編集長)
福岡市出身。大学卒業後、食品会社を経て出版社に勤務。一般実用書、旅行情報誌、週刊漫画雑誌などの編集に携わる。2016年、社会福祉法人視覚障害者支援総合センターに入職。月刊視覚障害編集室に勤務し、同誌の編集、読者管理のほか、同センターのウェブサイトを制作運営。2021年より同誌編集長。
奥野真里氏(児童向け点字雑誌「アミ・ドゥ・ブライユ」編集責任者)
2009年より、日本ライトハウス情報文化センター点字製作係にて勤務。2015年10月より、児童向け点字雑誌「アミ・ドゥ・ブライユ」の編集・発行に携わっている。NPO全国視覚障害児童・生徒用教科書点訳連絡会事務局長、日本点字委員会事務局員。
5) 閉会の挨拶 14:50
参加費・定員
参加費:無料
定員:日視センター 30名(先着順、定員には付添者も含む)
オンライン(YouTube) 無制限
※新型コロナウイルス感染症の拡大の状況によりオンライン(YouTube)のみの開催とする場合があります。
会場参加申し込み方法
必要事項を記入の上、下記お申し込み先へ原則メールでお申し込みください。
なお、郵送、FAXでもお受けいたします。
【必要事項】 件名に「記念講演会&シンポジウム会場参加申し込み」と明記の上、「①氏名 ②所属機関 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤付添者の有無」をお知らせください。
【締め切り】 2022年11月30日(水)
お申し込み、お問い合わせ先
点字考案200年記念事業推進委員会事務局
〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2 日本視覚障害者センター内
メール:tenjikouan200@jfb.jp
FAX:03-3200-7755
電話:03-3200-0011(ダイヤルイン9、平日9:00~17:00)
ご寄附のお願い
関係6団体で構成した点字考案200年記念事業推進委員会は、2025年の点字考案200年という大きな節目の年に向けて、点字の普及と拡大に向けて継続的に記念事業を展開してまいります。この記念事業のさらなる充実を目指し、当推進委員会は、今後とも一層の努力をしてまいる所存ですが、より多彩な事業を企画・運営していくためには、皆様からのご支援、ご協力が不可欠です。
つきましては、当推進委員会の事業にご理解とご賛同をいただき、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和4年11月吉日
点字考案200年記念事業推進委員会 委員長 竹下義樹
【記念事業寄附金振込先】 銀行名 : みずほ銀行 支店名 : 高田馬場支店 預金種別 : 普通預金 口座番号 : 4182320 口座名義人 : 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 点字考案200年記念事業推進委員会 |