韓国視覚障害者連合会(KBU)が来日、日盲連などと懇談を行う

2017年9月1日

KBUの皆様と記念撮影

懇談の模様

 8月29日から31日にかけて韓国視覚障害者連合会(Korea Blind Union)が来日、一行は日本点字図書館・東京都多摩障害者スポーツセンター・筑波大学附属視覚特別支援学校を見学し、31日には日本盲人福祉センターを訪れました。

 懇談の席には、日本盲人会連合の竹下義樹会長・後藤英信常務理事・藤井貢組織部長が臨み、通訳者・介助者などを含めた34名を歓迎しました。後藤常務理事の韓国語を交えた挨拶にはじまり、竹下会長から日本の視覚障害者福祉の現状や日盲連の事業について説明がされました。

 竹下会長が言及した、国からの障害者福祉に関する予算が年々削られていることについては、続く質疑応答で韓国側からも同様の現状が報告されました。発言者によると、韓国では発達障害者支援への予算が増加傾向にある反面、他の障害に関する支援するが削減されているとのことです。一行は点字図書館・点字出版所・録音製作所・用具購買所を見学した後、感謝の言葉を述べながら帰国の途に就きました。

【Photo Gallery】日本盲人福祉センターを見学するKBU関係者の皆様

  • 用具購買所

  • 点字出版所

  • 点字図書館

  • 録音製作所