令和2年9月号

2020年9月8日

タイトル別

はじめに～吾輩は福猫である&内容紹介～ (6分26秒)

今年もまだまだ残暑が厳しいですが、
暦の上では既に秋。秋のお魚と言えば…
多くの方が真っ先に「秋刀魚」！！と思い浮かぶかもしれませんね。
夕暮れ時に、旬を迎え脂ののったキラキラ輝く秋刀魚を火で炙り…秋の香りがまわりに漂いはじめると、「にゃあ」と、かわいいお客様の声が聞こえてきましたよ。

1.エールよ届け♪～連続テレビ小説「エール」での新たな取り組み～(18分22秒)

出演：連続テレビ小説「エール」制作統括土屋勝裕さん、株式会社オン･タイム宮崎由香さん

【写真の説明】連続テレビ小説「エール」後半のメインビジュアル写真。写真左側のヒロイン古山音（二階堂ふみ）が写真右側の主人公古山裕一（窪田正孝）の左肩に手を乗せ、仲睦まじく並んでいる。

　テレビはラジオと並び、障害者にとっても大切な情報源です。とくに情報障害を有する視覚障害者にとって音声解説放送は、無くてはならない存在。その中でもドラマでの音声解説の付与は、頭の中でそのシーンの情景を描き、登場人物が生き生きと見えてくる、ドラマを彩る大切なものです。そんな音声解説がついたドラマのひとつといえば「朝ドラ」こと、NHKの「連続テレビ小説」。今シーズンのモデルは、日盲連の歌の作曲者でもある作曲家の古関裕而さんということもあり、日視連でも大注目の「エール」ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影の中断を余儀なくされてしまいました。しかし、撮影の中断により放送ができない間にも第１話から再放送することでコロナ禍でもがく私たちにエールを届けています。そして、この再放送では登場人物が音声解説をするという新たな試みがされています。音声解説放送の幅を広げるような連続テレビ小説エールでの新たな試みについて「エール」の制作統括土屋勝裕さんと解説放送を担当している株式会社オン･タイム宮崎由香さんのお二人にオンラインで繋いで詳しく伺います。

さあ、みなさんにエールが届きますように♪

連続テレビ小説「エール」

【NHK総合】毎週月曜～土曜日
　　　　　　午前８時～８時１５分
　　　　　　午後０時４５分～１時(再放送)

撮影を中断した第１３週までの特別音声解説（副音声）付きの再放送は９月１１日（金）までになります。９月１４日（月）からは放送が再開されます。
第１４週以降もどうぞお楽しみください♪

ご家庭のテレビのリモコンにある「音声切換」ボタンを押すことで、解説放送（副音声）に切り換えることができます。［音声切換］ボタンを押すごとに、「主音声」、「副音声」、「主音声+副音声」の順に切り換わります。機種によって操作は異なりますので、ご注意ください。

2.コロナとともに生きていくために　活用できるスマートフォンアプリ紹介その２(15分49秒)

　７月以降、東京都を筆頭に全国各地で再び、感染が拡大しはじめた新型コロナウイルス感染症。８月になっても感染の勢いは止まらず、１日の全国の感染者が１０００人を超える日もめずらしくありません。

　感染予防には、手洗いやうがい、マスクの着用が基本ですが、厚生労働省より5月4日に発表された「新しい生活様式」では、身体的距離ソーシャル・ディスタンスの確保、買い物においても電子決済の利用をすすめるなどを求めています。そんな社会の変化に戸惑いながらも、視覚障害者も向き合わざるをえなくなりつつあります。コロナとともに生活することを余儀なくされている今だからこそ、活用できそうなスマートフォンアプリを8月号に引き続きお届けします。

【右写真の説明】体温計よんで（お節介VISIONシリーズ）のダウンロード画面

体温計よんで（お節介VISIONシリーズ）について

　今回ご紹介したダウンロード方法・操作方法は８月末時点のものです。
　今後もアプリやｉＯＳのアップデートにより仕様や操作方法が変わる可能性があります。アプリの詳細は、厚生労働省ホームページ内にある新型コロナウイルス接触確認アプリのページをご確認ください。
（注意）最新のバージョンは「1.1.0」になります（８月末現在）

【アプリのインストール方法】
　■iPhone端末　
〔App Store〕>〔検索〕>〔体温計よんで（お節介VISIONシリーズ）で検索〕>〔入手〕
★App Store（App Store 体温計よんでアプリのインストールページに移動します）

【動作可能なOSバージョン】
　iPhone端末：iOS 12.0　以上