愛盲時報 第236号(テキストデータ・全文)

2012年10月15日

愛盲時報 第236号 平成24年10月15日(月)

≪1.厚労省平成25年度概算要求 障害福祉関係1兆4138億円≫
 厚生労働省は9月5日、平成25年度予算の概算要求をまとめた。一般会計の総額は2.9%増の30兆266億円。障害保健福祉関係では8.4%増の1兆4138億円、うち障害福祉サービス関係費は10.2%増の8687億円を要求した。身体障害関係の主な項目は次の通り。
 1 障害保健福祉サービスの確保、地域生活支援などの障害児・者支援の推進 1兆3825億円(前年度1兆2744億円)
 1-1 障害福祉サービスの確保、地域生活支援等
(1)障害者の日常生活・社会生活支援のための体制の整備【新規】120億円
(2)良質な障害福祉サービス等の確保 8207億円
(3)地域生活支援事業の着実な実施【一部新規】 480億円
(4)障害者への良質かつ適切な医療の提供 2199億円
(5)障害児・者への福祉サービス提供体制の基盤整備【一部新規】
153億円
(6)特別児童扶養手当、特別障害者手当等 1468億円
(7)障害者虐待防止等に関する総合的な施策の推進 4.1億円
(8)障害支援区分の施行に向けた所要の準備 3.1億円
(9)重度訪問介護などの利用促進に係る市町村支援事業 22億円
 1-2 地域における障害児支援の推進
(1)障害児の発達を支援するための給付費などの確保 638億円
(2)重症心身障害児者の地域生活モデル事業の実施 4800万円
 1-3 障害者の自立及び社会参加の支援等
(1)障害者の社会参加の促進 27億円
ア.手話通訳技術向上等研修事業の推進【一部新規】 4200万円
イ.手話研究・普及等事業の充実 1100万円
ウ.盲ろう者向け生活訓練等事業の実施 1400万円
(2)障害者スポーツに対する総合的な取組 8.5億円
ア.選手強化の推進 5.7億円
イ.世界大会への日本選手団の派遣 1.3億円
ウ.地域における障害者スポーツの振興 1800万円
エ.障害者の健康増進・スポーツ支援普及事業 700万円
 1-4 障害福祉サービス等における震災からの復旧・復興
(1)障害福祉サービス事業所などの災害復旧に対する支援【復興庁計上】 26億円
(2)障害福祉サービスの再構築支援【復興庁計上】 15億円
(3)警戒区域などにおける障害福祉制度の特別措置【復興庁計上】 1600万円
 2 地域移行・地域定着支援などの精神障害者施策の推進 286億円(前年度275億円)
 3 発達障害者等支援施策の推進 9億円(前年度8.7億円)
 4 障害者に対する就労支援の推進 16億円(前年度15億円)
(1) 工賃向上のための取り組みの推進(一部新規) 5.1億円
(2)障害者就業・生活支援センター事業の推進 11億円
ア.センター設置による就労支援の強化推進
イ.就労系サービスの利用に関するモデル事業の推進
 5 自殺・うつ病対策の推進 31億円(14億円)
 6 復興特別会計の主な施策 153億円
(1)災害時の障害福祉サービス提供体制の整備(再掲) 62億円
(2)障害福祉サービス事業所などの災害復旧に対する支援(復興庁計上、再掲) 26億円
(3)障害福祉サービスの再構築支援(同、再掲) 15億円
(4)警戒区域などにおける障害福祉制度の特別措置(同、再掲) 1600万円
(5)被災地心のケア支援体制の整備(同、再掲) 18億円

≪2.第58回全国盲女性研修大会 大阪市で≫
 日本盲人会連合並びに同女性協議会の主催、大阪市視覚障害者福祉協会並びに同女性部の主管による「第58回全国盲女性研修大会大阪市大会」が8月29日から31日までの3日間、全国から1000人以上の会員と約300人のボランティアが参加して、大阪市の「リーガロイヤルホテル」で開催された。
 29日は常任委員会と全国委員会、30日の午前は全国代表者会議が開かれ、平成23年度の事業報告並びに決算・監査報告、平成24年度の運動方針案並びに事業計画案・予算案などを審議。午後からの研修会第1部では、西川ヘレン氏が「大家族ささえ愛、見守り愛、励まし愛」を講演、笑いと涙で会場を沸かせた。第2部は「震災を通して思うこと」をテーマに各ブロック代表のレポート発表が行われたが、体験に基づく真に迫った内容に会場からも真剣な質問が相次いだ。
 最終日の31日は大会式典が開かれ、日本盲人会連合の新城育子女性協議会長、開催地元大阪市視覚障害者福祉協会の山本美恵子女性部長の挨拶などがあり、続く議事では代表者会議と研修会の報告を承認、宣言・決議も採択され3日間にわたる大会は盛会の内に閉幕した。
 次回の第59回大会は山口県で開催される予定。決議事項は次の通り。
 1、障害者権利条約の批准を実現すると共に、その理念が生かされた障害者差別禁止法が早期に制定されるよう、強く要望します。
 1、年金生活を余儀なくされている重度障害者の所得を保障するため、障害基礎年金は月額、1級を12万円に、2級を10万円以上に引き上げ、所得制限を緩和するよう、強く要望します。
 1、同行援護事業の地域間格差がなく、障害特性が十分生かされ、自立と社会参加が保障された「障害者総合支援法」であるよう、強く要望します。
 1、地域生活支援事業の移動支援事業は、これまでより後退しないよう強く要望します。
 1、視覚障害者が入院した際、不安なく療養できるために、ホームヘルパーが派遣できるよう、「新しい福祉サービス」の早期創設を強く要望します。
 1、緊急時に24時間体制でガイドヘルパーを派遣できるよう、自治体・事業所に指導徹底をするよう要望します。
 1、東日本大震災で判明した視覚障害者の避難及び避難先での障害特性による困難さが解消できるような方策の早期実現を要望します。
 1、テレビの字幕放送における文字の拡大化とニュース速報の音声化を要望します。
 1、視覚障害者が安心して歩行できるよう、駅ホームには可動柵を、交差点にはエスコートゾーン、音響式信号機を設置するなど、移動の安全を保障するよう強く要望します。
 1、視覚障害者が鉄道を利用する際は、距離や障害等級にかかわらず、乗車券同様に特急券が半額で利用できるよう強く要望します。
 1、公共機関・鉄道車両内トイレの操作ボタンに点字表記をすると共に音声案内設備をするよう要望します。
 1、加工食品や日用品等の表示内容が、視覚障害者にもわかるよう、ユニバーサルデザイン化の普及を徹底するよう要望します。
 *全国盲女性研修大会に参加して 横浜市 磯部栄子
 去る8月29日(水曜日)~31日(金曜日)にかけて、リーガロイヤルホテル(大阪)を会場に女性部大会が開催されました。私は2日目の全国代表者会議から、初めて参加をさせていただきました。大会には、各地から58団体、女性部長並びに代表者を含め、1000人以上の会員と約300人のボランティアが集い、女性ならではの要求が討議され、大変有意義で活発な意見も出されていました。要求事項も大変重要なもので、特に私は、通院時の院内介助と入院時のホームヘルパーの派遣を求める運動は、高齢化が進んでいる状況下を考えると切実だなあと思いました。
 講演は、西川ヘレン氏による「大家族、ささえ愛、見守り愛、励まし愛」というテーマで、ご自身が戦後すぐに軍人の子供として生まれ、差別を受けてきたこと、母一人で育てられ、家族の大切さを感じてご結婚されたこと、当時タレントとして、収入は夫の数十倍あったにもかかわらず、主婦として家庭を守り、子育てをしてきたことを、涙あり笑いありでお話してくださいました。第2部では、「震災を通して思うこと」をテーマに、9名の方のレポート発表があり、意見交換となりました。特に盲導犬ユーザーは、いつでも2食分の水とドッグフードを持ち歩いており、私たちも非常食は常備しておいた方が良いというアドバイスがありました。
 夜は懇親会となり、美味しい洋食をいただきながら、同じテーブルの他県の会員の方と、自分の地域の話をしたり、それぞれの人生を語ったり、楽しい時間を過ごすことができました。次の日の歓迎演奏は、地元高校の吹奏楽部の演奏で、溌剌とした歌声の童謡もあり、私たちにエネルギーを与えてくれたという思いでした。
 私が特に印象的に感じたのは、式典の中で主催者挨拶があり、女性協議会会長が、これからは災害に遭った時など、人との繋がりが大切になっていくでしょう、そんな時でも地域密着で生活をしていくこともとても大切であり、それには受け身だけではなく「あなたと居られて良かった」と、相手に思われるような存在にならなければならないと、力強くおっしゃったことでした。
 私は今回一人で新幹線で参加することとなりましたが、駅での移動もJRの完璧なるガイドのお陰で、スムーズに目的地まで行くことができました。そして会場の内外も、たくさんのボランティアのお陰で、安心して移動ができました。ありがとうございました。
 私は改めて思うのですが、ここまで制度が確立してきたのは、先輩たちが声を出してきたからだと感謝せずにはいられません。そして大阪市視覚障害者福祉協会はじめ、女性協議会役員の皆様、ありがとうございました。

≪3.第58回全国盲青年研修大会 神戸市で≫
 日本盲人会連合並びに同青年協議会、神戸市視覚障害者福祉協会並びに同青年部の主催による第58回全国盲青年研修大会神戸大会が9月21日から23日の3日間、「産みだそう!若い知恵と力」「勝ち取ろう!明るい社会福祉」「歩き出そう!明日への扉へ」の3題のスローガンの下、神戸市立総合福祉センターなどを会場に、約170名が参加して開催された。
 21日は実行委員会と常任委員会、22日は全国代表者会議で平成23年度事業・決算・監査報告、平成24年度事業計画並びに予算などの審議に続いて、第1(同行援護・移動)、第2(災害・その他)、第3(情報バリアフリー)の3分科会に別れて、各団体から提出された議案の審議を行った。午後からの第1研修会「アジアにおける手技療法と関節包内運動の応用」と第2研修会「神戸からみた平清盛」は、それぞれ専門家を講師に招いて、第3研修会「防災研修」は「人と防災未来センター」に会場を移して研修を行った。全国委員会では各分科会で採択された提出議案から来年の代表者会議に提出する議案3題を選択、代表者会議から付託された宣言案と決議案は原案どおり採択された。23日は会議等報告会に続いて大会式典が開かれ、神戸市視障協の奥本一夫会長と佐々木文孝青年部長の歓迎の言葉、主催者側から日本盲人会連合の竹下義樹会長と菊地理一郎青年協議会長の挨拶、来賓挨拶・紹介の後、大会宣言・決議が朗読された。
 次回は平成25年9月21日から3日間、静岡県静岡市で開催の予定。決議事項は次の通り。
 1、阪神淡路大震災や東日本大震災の教訓をいかし、各自治体が災害時における障害者対策を確立すると共に、所在確認のための具体策を講ずるよう強く要望する。
 1、鍼灸マッサージ師の権益と国民の安全を守るため、鍼灸マッサージは有資格者のみが行えることを広く社会に啓発し、無資格類似行為者の一掃を強く要望する。
 1、障害者総合支援法の施行にあたっては、現在生じている地域間格差を解消すると共に、個々の障害者のニーズや実態に対応する充実した支援制度の実現を強く要望する。
 1、障害者権利条約の批准を早期に実現すると共に、理念を十分反映された障害者差別禁止法の制定を強く要望する。
 1、公共施設や交通機関における音響や、触覚または表示文字サイズや色彩など、視覚障害者の特性に配慮した案内システムの構築を強く要望する。
 1、駅ホームにおける可動柵設置、全てのハイブリッドカーや電気自動車、電動バイクへの発音装置搭載の義務化、歩道上の違法駐車や自転車による危険走行の取り締まり強化など安全対策を強く要望する。
 1、家電製品やIT機器の開発において、操作しやすいスイッチ類や音声ガイドの充実に加え、点字や拡大文字、見やすいホームページによる情報発信など、視覚障害者の意見を取り入れたものになるよう強く要望する。
 1、多くの視覚障害者の情報源となっているテレビ放送において、全ての番組に音声解説の付加、緊急放送の音声化をすると共に、視覚障害者に利用可能な地上デジタル放送受信端末のさらなる開発を積極的に行うよう強く要望する。

≪4.短信≫
 【厚生労働省人事異動】
 9月10日付けで、次の方々が新たに就任されました。(敬称略)
社会・援護局長:村木厚子
社会・援護局障害保健福祉部企画課長:井上誠一
社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長:辺見聡
職業安定局高齢・障害者雇用対策部長:小川誠
医政局長:原徳寿

≪5.東日本大震災義援金 募金・配布のご報告≫
 平成24年9月25日現在、日本盲人会連合に寄せられた東日本大震災義援金の募金状況は、総計481件、5155万7378円となり、うち3969万9400円を324人と7団体に送らせていただきました。ご協力いただいた全国の会員・関係者の皆様に心より篤く御礼申し上げます。
 送付方法は下記のいずれかで。
【郵便振替】口座名:社会福祉法人日本盲人会連合
 口座番号:00170-9-48326
※ 通信欄には「震災義援金」と必ずご記入下さい。
【銀行振込】銀行名:みずほ銀行
 支店名:高田馬場支店
 預金種類:普通預金
 名義人:(フク)ニホンモウジンカイレンゴウ
 口座番号:2691058
お問合せは日盲連事務局へ(電話03-3200-0011)

≪6.法律相談は日盲連へ お電話・お手紙でもOK!≫
 日本盲人会連合では顧問弁護士・大胡田誠先生による法律相談を毎月1回、東京・西早稲田の日本盲人福祉センターで行っております。来館でのご相談以外に、お電話・お手紙でのご相談も受け付けます。来館・電話でのご相談はあらかじめご予約を。
 お問合せは「日盲連相談係」(電話03-3200-0011)へ。
 ☆大胡田誠先生プロフィール☆
 1977年静岡県生まれ。先天性緑内障により12歳で失明。
 筑波大学付属盲学校の中学部・高等部を卒業後、慶応義塾大学法学部を経て、慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)へと進む。
 8年に及ぶ苦学の末に、2006年、5回目のチャレンジで司法試験に合格した日本で3人目の弁護士になった。
 07年から渋谷シビック法律事務所に在籍し、債務整理や家事事件(相続、離婚など)、国選弁護などにも従事するほか、障害者の人権問題についても精力的に活動している。

≪7.全国盲人福祉千葉大会における千葉市長挨拶の掲載について≫
 情報部長 大橋由昌
 当会発行の『点字JBニュース』第5047号(2012年6月11日付け)に掲載した「第65回全国盲人福祉大会式典等開く」の記事において、千葉市長熊谷俊人様の祝辞を「代読」と誤報をした上に、本誌(『愛盲時報』第235号)にもそのまま掲載してしまいました。
 公務ご多忙のところ、時間を割いてご挨拶をいただいたにもかかわらず、市長様はじめ関係各位にご不快とご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、ここに当日のご挨拶全文を掲載し、編集部の謝罪の意とさせていただきます。今後、このようなミスをしないよう、編集部としてチェック体制の見直しをしております。
 市長様には、重ねてお詫び申し上げます。
 *熊谷俊人千葉市長のご挨拶(平成24年6月9日/第65回全国盲人福祉大会式典)
 皆さん、おはようございます。千葉市長の熊谷俊人です。
 第65回の全国盲人福祉大会が、この千葉市幕張の地で初めて開催されますことを、我々開催地としても大変うれしく思っております。96万人の市民を代表いたしまして、皆様方を心から歓迎申し上げます。そしてこの大会実行に当たりまして、実行委員会をはじめ多くの関係の方のご尽力に、改めて敬意を表したいと思っております。我々この千葉の地では、2年前に第10回の全国障害者スポーツ大会が行われました。その際には多くの市民や、そして県民が、障害者の方々が一生懸命スポーツに汗を流されている姿を見て、もしくはボランティアで参加して、障害者に対する理解を深めた所であります。その地において、2年後の今年に全国から皆様方が集まられるということで、今回も多くのボランティアの方が参加しておりますけれども、こういう形で多くの方々に触れる機会を提供していただき、障害者に対する理解が深まり、そしてまた最終的には障害者の施策の前進に、私はつながるものと思っております。そういう意味では大変うれしく思っております。
 国において、様々な障害者施策の見直しがなされなければならない訳ではありますが、我々地方行政を預かる身として、少しでも
障害者の方々にとって、やさしい街作りをしていきたいと考えております。先程、決議文を少し読ませていただき、その中でいくつか我々にも関係することがございました。ひとつは、歩道における自転車の走行というものを何とかしてほしいというものがございました。まさに今、行政の中においてもこの自転車に関する取り組みが、かなり急務になっております。これは障害者に関わらず弱者にとってはかなり重要な問題でございまして、我々は今、自転車レーンの整備といったものを、この街の中で少しでも、その距離を増やしていって、安全に歩ける、そしてまた自転車の方々もスムーズに走行できる、そういう環境作りを進めていこうと考えておりますので、決議文の中身というものは非常に我々も納得するものがございます。
 そしてまた、ICT等の活用というものもございました。今ICTの進展によりまして、様々なサポートするような技術やサービス、プログラムが出てきております。今までは、障害者の方々、視覚障害者の方々から様々なご要望を頂きながら、どうしてもコスト面からお応えしきれなかった所について、こういうICTの技術を使って、我々は提供することが、さまざまなことが可能になってまいります。そういう意味では図書館も含めて様々な所で皆様方のご要望にお応えできるように、最新の技術の動向等についてもしっかりとアンテナを張って、お応えをして行きたいと考えております。
そういうことも含めて、この盲人大会、福祉大会で様々な議論がなされて、そしてそれが最終的な決議や様々な形で、国や我々地方行政の方に働きかけ、提言をしていただくことは極めて重要なことであろうと思っております。どうぞこうした大会が今後も盛会裏に、様々な地域において行われることを、心から御祈念申し上げます。
 そして先程、県の部長の方からお話ございましたけれども、せっかくこの千葉県に来ていただきました。どうぞ、この千葉の地の魅力を存分に味わってお帰りいただければ、大変ありがたいと思っております。このあと観光コース等で、成田山や銚子に行かれる方もいらっしゃるとお聞きしております。どうぞ、千葉は様々な食の宝庫でもございます。堪能していただいて、それぞれの地域にお戻りの際は、ぜひ土産話等もしていただければ嬉しく思っております。
 全国盲人福祉大会の開催に当たって、一言ご挨拶を申し上げました。結びに皆様方諸団体の益々のご発展と、そしてまた、障害のある人もない人も暮らしやすい社会の実現に向けて、それぞれの持ち場において、それぞれの皆さん方同士でがんばっていくこと、われわれも共にがんばるということもお誓い申し上げまして、大会開催に当たりましての開催地としての挨拶に代えさせていただきます。
 本当におめでとうございます。ありがとうございました。

≪8.ふれてみよう!日常サポートから最先端テクノロジーまで≫
 第7回視覚障害者向け総合イベントサイトワールド2012
 今年のテーマ 視覚障害者のスポーツとレジャー(心と体の健康のために)
 【日時】平成24年11月1日(木)、2日(金)、3日(土・文化の日 午前10時~午後5時(11月3日は午後4時まで)
 【会場】すみだ産業会館サンライズホール(JR・地下鉄 錦糸町駅前)
 【入場料】無料
 【主なイベント】
 ≪9階イベント会場≫
「スポーツ団体の紹介」日本盲人会連合スポーツ協議会(1日)
「パラリンピックロンドン大会出場の方々のスポーツへの思いを聞こう」
柔道・正木健人(1日)、マラソン・岡村正広(2日)
 「いつでも どこでも いつまでも スポーツをもっと身近に」
東京都障害者総合スポーツセンター・スポーツ支援室(2日)
 「パラリンピック観戦の感想」講師・堀越喜晴(3日)
 その他、毎回好評のフォーラム、シンポジウム、セミナー等
 ≪8階展示会場≫
歩行誘導装置、拡大読書器、活字読み上げ器、パソコンソフト各種、点字プリンタ、点字ディスプレイ、DAISY機器ほか
 主催:社会福祉法人 日本盲人福祉委員会(サイトワールド実行委員会)
 共催:社会福祉法人日本盲人会連合/社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会/全国盲学校長会/社会福祉法人 日本点字図書館/社会福祉法人 日本ライトハウス/社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター
 詳細はホームページ(http://www.sight-world.com/)に掲載。