日視連四国ブロック団体長会議報告
2月6日(土)~7日(日)に高知市で開催を予定していた「令和2年度日視連四国ブロック協議会・研修会」は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止しました。
そこで、これに代わるものとして「日視連四国ブロック協議会加盟団体長会議」を、2月7日、Zoomによるウェブ会議で開催しました。約3時間、四国4団体の会長がじっくり時間をかけてコロナ対策をはじめ、当面する諸問題について熱心に討議しました。
会議において採択された決議は次の通りです。
1.視覚障害者のホーム転落事故を防止する観点から、「車掌による声掛けの徹底」など、ソフト面での更なる強化を要望
2.飲食店や観光施設等のバリアフリー情報の提供に関して、必要な措置を講じている施設については、わかりやすい表示のされたステッカーやポスターなどを作成してほしい
3.あはき法19条の堅持を要望
4.新型コロナウイルス感染対策として、在宅視覚障害者に配慮した日常生活上の措置を講じられるよう要望
5.国は「印鑑レス」を推進しているが、この際、視覚障害者への十分な配慮を要望
6.あはき施術所の名称に、今後も「治療院」が使用できることを要望
7.障害者が65歳を過ぎても、福祉サービスの質・量が低下しないよう、特段の配慮を要望
8.地域生活支援事業に位置付けられている「視覚障害者への代筆・代読サービス」を個別給付事業にすることを要望
9.コロナ禍での収入の減少した視覚障害あはき師に対する所得補償対策を要望