厚労省に診療報酬改定に対する要望書を提出
2019年8月23日
日本盲人会連合は8月7日、厚生労働大臣に対して、令和2年度における診療報酬改定に向けて、「診療報酬改定に対する要望書(ロービジョンケアの更なる充実)」を郵送により提出しました。
要望事項は次のとおりです。
1、平成24年4月から実施されている「ロービジョン検査判断料」につきまして、これが算定できる施設基準を緩和していただきたい。
2、眼科のリハビリテーションに関して、現行の「弱視視能訓練」「斜視視能訓練」に加えて、「ロービジョン訓練」を新たに追加していただきたい。
その理由は、ますます眼科におけるロービジョンケアへのニーズが高まっているにもかかわらず、希望してもロービジョンケアを受けられない実態がある。それは、せっかく所定の研修を終了しても、常勤の医師でなければ、算定できる施設基準に該当しないので、用件緩和が必要である。
また、ロービジョン検査判断から引き続き、実際のロービジョン訓練が受けられるようにすることが必要である。
なお、全文は、日盲連ホームページ(http://nichimou.org/notice/190816-jimu/)に掲載しています。