障害児入所施設の在り方に関する検討会

2019年6月28日

 6月26日、厚生労働省主催による「第4回 障害児入所施設の在り方に関する検討会」が開催されました。日本盲人会連合からは、及川清隆副会長が出席しました。
 この検討会は、現在の障害福祉施策や社会的養護施設等の動向、障害児入所施設の実態を考慮しつつ、障害児入所施設の在り方の検討を行うために開催をしており、第4回では、障害児等に関係する団体へのヒアリングが行われました。

 及川副会長からは、岩手県視覚障害者福祉協会が平成27年から平成30年に実施をした重複視覚障害者(児)社会自立支援にかかわる調査を元に、重複視覚障害児への更なる支援を行うためには国レベルでの実態調査が必要であること、視覚障害児が入所する障害児入所施設の効果を整理すること等の意見を述べました。

 検討会の委員からは、視覚障害を含む重複障害児には支援の手が伸びていない点について補足があり、更なる支援を検討すべきとの意見がありました。