第28回あはき問題戦略会議開催
2018年7月4日
日本盲人会連合の第28回あはき問題戦略会議が6月30日、日本盲人福祉センターで開催されました。
会議には竹下義樹日盲連会長、小川幹雄委員長ら各委員が出席し、当面するあはき問題について討議しました。
主な討議内容は次の通りです。
1.日盲連結成70周年事業として12月に東京であはきに関するシンポジウムを開催する。内容については引き続き検討し、決まり次第加盟団体等に広報する
2.柔道整復の療養費請求の適正化を求めて今年も会計検査院と厚生労働省に申し入れを行う
3.厚生労働省が設置した「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会」に日盲連として要望書を提出する
4.あん摩師等法19条の裁判闘争については今年も裁判傍聴、はがき陳情、署名活動、カンパ募金活動を行う。募金については必要経費の詳細を提示して全組織に協力を呼びかける
5.あはきの療養費の受領委任制度への変更については点字のテキストを作成して引き続き全国的に研修会を実施する。なお、あはきの諸問題について全国的な意見集約や情報伝達などについて討議するためにあはき協議会の臨時全国委員会を招集する。