神奈川県視覚障害者福祉大会座間市大会報告

2018年7月4日

 NPO法人神奈川県視覚障害者福祉協会(かな視協、鈴木孝幸理事長)主催、座間市視覚障害者福祉協会共催による「設立70周年記念第19回神奈川県視覚障害者福祉大会」が7月1日、神奈川県座間市総合福祉センターに、会員・関係者など約100名が参集し、開催されました。

 今回は「会員の団結と組織強化の充実を」「急げ!安全なインフラ整備を」「許すな無資格!守ろう19条」「深めようロービジョンへの理解!」の4本をスローガンに行われました。

 開会式では関谷幸夫副理事長より、かな視協でも旧優生保護法に関する調査を実施することなどが話されました。また、主催者挨拶では鈴木理事長より、読書バリアフリー法や決議にもある「意思疎通支援条例」の制定を求めていくことなどが示されました。

 全体会に引き続き開かれた分科会では、制度・生活、バリアフリー、職業、ロービジョンに分かれ熱心な討議が行われました。

 また、記念講演では、マラケシュ条約批准と著作権法改正、そして真の読書バリアフリーを目指してをテーマに、筑波大学附属視覚特別支援学校教諭宇野和博氏の講演が行われました。

 その後、全体会議において、各分科会報告、大会宣言と大会決議が承認され、来年度は伊勢原市にて開催されることが報告され閉会しました。