四国ブロック協議会並びに研修会のご報告 

2018年4月3日

 日本盲人会連合並びに愛媛県視覚障害者協会(楠本光男会長)主催「平成29年度日本盲人会連合四国ブロック協議会・研修会」が2月3・4日の両日、松山市の愛媛県身体障がい者福祉センターをメイン会場に開催し、四国各地より約140名が参加しました。1日目は開会式の後、竹下義樹日盲連会長による「中央情勢報告」と題する講演があり、続いて各団体の活動状況報告が行われました。2日目は団体協議会、あはき協議会、女性協議会、青年・スポーツ協議会の四つの分科会、締めくくりの全体会が催され閉幕しました。

 決議された事項の概要は次の通りです。
 1.点字ブロックの色を黄色とすることをJIS規格に復活させるように。 
 2.障害基礎年金の増額を。 
 3.同行援護において、車での移動も業務として認めること。 
 4. JRの特急料金の5割引きについては、重度障害者に限り、また、100km未満の運賃5割引きについても身体障害者手帳保持者に適用すること。 
 5.高速道路の料金を、視覚障害者が同乗する団体バスを含めたすべての車両において身体障害者手帳を提示するだけで50%割引になるように。 
 6.介護保険認定を受けた障害者の家事援助については、全国一律の基準で「障害者総合支援法でのサービス」の併用を。 
 7.あはき法19条の堅持を。 
 8.国勢調査等における職業欄には、療術業の中に、あはき業・柔整業・その他の療術業があるという分類になっている。したがって国はこれを、あはき業・柔整業・療術業に分類し直すように。