第71回 九州盲人福祉(沖縄)大会を開催 

2018年4月3日

 九州盲人会連合会(衛藤良憲会長)及び社会福祉法人沖縄県視覚障害者福祉協会(山田親幸会長)主催による、「第71回九州盲人福祉(沖縄)大会」が2月25・26の両日、沖縄県那覇市のパシフィックホテル沖縄にて開催されました。九州盲人会連合会に加盟する8県・2政令指定都市の団体の視覚障害者が一堂に会し、視覚障害者の福祉、生活、経済、職業などに関する諸問題について討議し、相互の親睦・団体・交流を図りました。参加人数は200余名で、1日目の午前に監査会、理事会が行われ、午後は分科会、代議員総会、青年部長並びに女性部長会議が行われました。2日目の福祉大会では、式典、議事が執り行われ、宣言と6項目の決議が採択されました。また、小川幹雄日本盲人会連合副会長による記念講演が行われました。

 主な決議事項の概要は次の通りです。
 1.補装具・日常生活用具が個々のニーズに応じて地域間格差なく、適切に給付されるように 
 2.同行援護事業が地域の格差なく、通勤・通学・通所にもサービスが適用されるように 
 3.鉄道駅ホームを安全に利用・移動できるよう内方線付点状ブロックの敷設促進とホームドア又は可動柵の設置を  
 4.航空運賃の身体障害者割引が50%割引になるように 
 5.テレビの緊急放送時における字幕スーパー等の音声化促進を 
 6.あはき業者に対する事務代行サービス制度の新設を