あはき法19条大阪地裁第7回口頭弁論報告

2018年2月5日

 平成医療学園専門学校並びに宝塚医療大学が国に対して、あはき法19条による、あんま・マッサージ・指圧師養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟に関する第7回口頭弁論が1月19日、大阪地裁202号法廷にて行われました。

 法廷傍聴には、日本盲人会連合小川幹雄副会長はじめ、日盲連中国・近畿・東海の各ブロック、全日本視覚障害者協議会、日本理療科教員連盟、日本あん摩マッサージ指圧師会などの視覚障害当事者・支援者約100名がつめかけました(傍聴席は91名分)。閉廷後、参加団体の関係者約60名が大阪北区の堂島ビルヂング1階会議室に参集し、裁判の内容確認と意見交換を行いました。小川副会長の挨拶の後、岡田康平弁護士により今回の口頭弁論の説明が行われました。次回の裁判では、憲法22条の職業選択の自由をめぐる主張、被告が提出した証拠のマスキング部分の開示の必要性、文書提出命令の再提出などが予定されています。続いて質疑応答が行われた後、今後も引き続き法廷傍聴、署名活動、闘争用リーフレットの配布などを行うことを参加者全員で確認し閉会しました。

 次回の第8回口頭弁論は3月23日(金)15時、第9回口頭弁論は6月6日(水)の15時から、いずれも大阪地裁202号法廷で行われます。