富木駅の転落死亡事故を受け日盲連が緊急声明

2017年10月10日

 10月1日夜、JR西日本阪和線富木駅(大阪府高石市)でホームから転落した視覚障害者の男性が、通過する快速電車にはねられ死亡した事故を受け、日本盲人会連合は6日、ホームページ上で緊急声明を発表しました。

 声明の中で、
 「早急に転落原因を解明し、抜本的な安全対策が講じられることを心から望む。」
と訴えるとともに、
 「駅ホームの安全対策は視覚障害者のみの課題ではなく、国民全体の課題であり、鉄道駅ホームからの転落事故は、国、自治体、鉄道事業者、そして駅利用者が努力すれば、必ず無くすことができる事故である。抜本的な安全対策を可及的速やかに講じ、二度とこのような悲惨な事故が生じないよう強く望む。」
と求めています。

 全文は、日盲連ホームページ(http://nichimou.org/notice/2017106-jimu/)をご参照ください。