あん摩師等法19条連絡会第4回幹事会を開催

2017年5月17日

 平成医療学園グループが大阪・東京・仙台地裁に起こした、あんま師等法19条違憲訴訟について、5月13日、日本盲人福祉センターにおいて、あん摩師等法19条連絡会の第4回幹事会が開催されました。
 会には、日本盲人会連合 竹下義樹会長はじめ、全日本視覚障害者協議会、日本理療科教員連盟、日本あん摩マッサージ指圧師会の代表者が出席しました。

 はじめに、各団体の取り組み状況が報告され、日盲連 藤井貢組織部長は、
(1)裁判において、担当ブロック協議会を中心に傍聴への呼びかけ、口頭弁論後に集会を開催し弁護士による説明を行っている
(2)日盲連各ブロック協議会ならびに各加盟団体の大会において、特別決議を採択している
(3)裁判状況については、点字JBニュース等により広報している
(4)はがき陳情・署名活動・募金活動については、準備が整いつつあり、近日中に「あん摩師等法19条連絡会会長 
竹下義樹」の名前で協力の依頼に取り組む、と述べました。

 竹下会長からは、
(1)現在、筑波技術大学藤井亮輔教授が視覚障害者のあはき就労状況をまとめており、結果を資料として活用する
(2)あん摩師等法関連資料の調査と収集を引き続き行っている、と述べました。

 また、情報提供について竹下会長より、連絡会各団体にニュースや幹事会の状況などを伝える取り組みの必要性が提案され、幹事会として取り組むことを確認しました。

 さらに、はがき陳情・署名活動に当たっての書面内容を検討し、3地裁分を1セットとして各団体に提供し、協力を要請することが了承されました。最後に、マスコミへの取材協力を引き続き行うことを確認し終了しました。

 なお、第4回以降の各地裁口頭弁論の予定は次のとおりとなっています。大阪地裁の第5回は7月5日(水)15時、東京地裁は第5回が6月14日(水)11時30分、第6回が9月13日(水)11時30分、第7回が12月6日(水)11時30分、仙台地裁の第4回は5月22日(月)15時。