2020年東京五輪に向け、スポーツ協が要望

2017年2月20日

 2月14日、日本盲人会連合竹下義樹会長と同スポーツ協議会濱野昌幸会長・大橋博副会長が要望書を提出するため、虎ノ門(東京都港区)にあるスポーツ庁と公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を訪問しました。
 要望書では、1.選手以外の視覚障害者に対し、大会参加(運営スタッフなどとして)と活躍できる機会が与えられること 2.競技会場に日本古来の視覚障害者スポーツを紹介する場所を設置することの2点を求めています。
 スポーツ庁では木村徹也審議官から、日本発のスポーツを世界に発信するSport for Tomorrow事業について紹介があり、障害者スポーツを広げる機会にしたいと回答がありました。一方、大会組織委員会では中南久志パラリンピック統括部長などとの意見交換の中で、財源やスポンサーについてなど、さまざまな制約について説明がなされました。今回の訪問について、スポーツ協議会の濱野会長は、「次回以降に繋がった。今後も確実に素早く対応していきたい」と、述べました。