北海道ブロックホームドア設置に関する要望書

2017年2月20日

 2月17日、北海道ブロックの札幌市視覚障害者福祉協会と北海道視覚障害者福祉連合会2団体で、JR北海道にホームドア設置に関する要望書を提出しました。その際、7社のマスメディアの取材を受け、関心の高さを感じました。要望の概要は次の通りです。
 【札視協】1.早急にJR札幌駅にホームドアの設置を。また、同様に市内のJR駅のホームドアについても順次設置を 2.市内のJR駅において駅利用者への声掛け、マナーやホーム上での安全に関する教育・啓発の強化推進を 3.JR北海道における転落防止対策状況等の情報提供を。
 【道視連】1.すべての駅の危険箇所の実態調査、危険箇所の優先的対策の実施と、一日の駅利用者数の多少にかかわらず、ホームドア(可動式ホーム柵等)の迅速な設置を 2.駅構内やホームでの視覚障害者への声掛け・見守りや、駅職員に対する誘導指導を 3.視覚障害者の安全な移動について、一般乗客の理解を高めるように 4.JR北海道における転落事故及び接触事故防止対策等について情報提供を 5.「運行よりも安全」という考えのもと、ホームで転落者等を発見したとき停車できるスピードで運行するよう取り組みを 6.駅員無配置駅の安全対策を図るように。