あはき法19条訴訟・仙台地裁第3回口頭弁論

2017年2月16日

平成医療学園グループの学校法人福寿会福島医療専門学校が、国に対しあはき法19条による養成施設設置の非認定処分を取り消すことを求める訴訟について、2月13日、仙台地裁101号法廷にて、第3回口頭弁論が行われました。法廷傍聴には、日本盲人会連合竹下義樹会長、日本あん摩マッサージ指圧師会安田和正会長、また、国の勝訴を支援する連合団体として組織した、「あはき19条を守る東北協議会」の及川清隆会長(日盲連副会長)を中心とする会員等65名がつめかけました。今回の内容は以下のとおりです。1.今後の争点整理の進め方について協議して行くことで原告被告双方が了解した 2.原告が求めた「昭和39年から50年余りの医道審議会等の過去記録文書のすべてを開示してほしい」という要求に、裁判長が5月8日までに提出するよう被告の国に指示しました。その後、弁護士会館に会場を移し、第3回集会が59名の参加で開催されました。竹下会長から、今回の口頭弁論について専門的視点で上記内容を包含した説明と報告がありました。その内容は以下のとおりです。1.あはき等法19条の解釈論がこれから本格化する 2.裁判長の声が小さく大きな声で話すように求めていく 3.文書陳述が始まるが専門用語が多く理解しにくいため要点を話すように求めていく 4.今後は弁護士を大阪・東京・仙台に出席させ対応する。最後に及川協議会長から、各県の団体へ活動参加協力をお願いしていく、さらに、各県で当協議会支部組織の早急な発足を呼びかけて閉会となりました。第4回口頭弁論は、5月22日(月)15時から仙台地裁101号法廷で行われます。