第62回全国盲女性研修大会開催
社会福祉法人日本盲人会連合・同女性協議会主催、福岡市視覚障害者福祉協会の主幹による「第62回全国盲女性研修大会」並びに「第48回九州盲女性研修大会」が、8月21日~23日の3日間、福岡市にて開催され、日盲連傘下の女性部代表と会員並びに関係者600名が参加して活発な意見交換を行いました。
2日目午前の全国代表者会議では、平成27年度の事業・決算、今年度の運動方針・事業計画・予算を承認、各ブロックからの提出議題等が討議され、11項目の決議事項を決定しました。午後の「福祉サービスを利用して思うこと」をテーマに行われた研修会では、同行援護での通勤、入院時のホームヘルパー利用が訴えられ、意見交換が行われました。日盲連副会長小川幹雄氏、女性協議会相談役新城育子氏、福岡市高齢者・障害者部在宅サービス係長伊藤政文氏から、感想や今後の運動への示唆がありました。
3日目の式典では、顧問である参議院議員の髙階恵美子氏より祝辞が述べられました。小川日盲連副会長、九州盲人会連合会会長衛藤良憲氏両名からは「女性たちのパワーで日盲連を元気にしてほしい」との励ましの言葉がありました。前田美智子新女性協議会長は「人としてふつうに暮らしたい」という願いをあきらめずに共感を求めながら実現していきたいと挨拶しました。
閉会式では、前日に行った募金15万4556円を熊本県女性部に贈呈し、1年後の群馬県での再会を誓い盲女性研修大会は盛会のうちに幕を閉じました。