総合相談室専門相談員懇談会開催

2016年8月23日

 日本盲人会連合は、8月8日、日盲福祉センターにおいて、「第1回総合相談室専門相談員懇談会」を開催しました。日盲連は、平成28年度事業計画において、新たな分野への対応として、中途失明者対策や相談事業の充実と共に、個別相談に対応するための、電話相談の充実・強化を図ります。

 5月に開催された第69回全国盲人福祉大会で、竹下義樹日盲連会長から相談体制の充実・強化の必要性が強調され、8月1日に行われました、第3回正副会長会議において、総合相談室(以下、「相談室」)の設置と、それに伴う組織変更が確認されました。

 今回の会議は、専門相談員候補者に対し開催されたもので、冒頭、竹下会長からは、弁護士としての立場から、視覚障害者の悲惨な状況が話され、そのうえで、相談室が視覚障害者の拠り所となるよう育てていって欲しいと挨拶がありました。

 続いて、工藤正一相談室長から相談室設置の経緯と運営について説明があり、6人の委嘱専門相談員(予定)の自己紹介がありました。更に、今後の計画案については、専門相談員の増強についてなど、積極的な提案や意見が寄せられました。