第6回あはき等法推進協議会が開催

2016年3月1日

 平成27年度第6回あはき等法推進協議会(代表・杉田久雄全日本鍼灸マッサージ師会会長)が2月26日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催されました。日本盲人会連合からは小川幹雄あはき協議会会長、須藤平八郎副協議会長、日本あん摩マッサージ指圧師会から時任基清会長、安田和正副会長、野本矩通理事が出席しました。主な討議内容は次の通りです。

 1.今回発行される、あはき免許保有証の裏面の任意記載事項として、「住所・電話番号・施術者登録番号」の記載欄を設けることになった。尚、裏面への点字シールは「保有証」とする。

 2.免許保有証の国民への広報は
 (1)厚生労働省や東洋療法研修試験財団のホームページへの掲載
 (2)都道府県の医療主管担当者への通知
 (3)国民のための鍼灸医療推進機構が運営する「鍼灸net」や「AMSnet(安心・安全・効果的なあん摩マッサージ指圧ネット)」からのフェイスブックへの発信
 (4)加盟団体のHPへの掲載、等で行う。また、新免許取得者へは東洋療法研修試験財団が通知する。

 3.あはき等法の法改正について、日本鍼灸師会案と以前のあはき等法推進協議会案を基に議論した。今後はワーキンググループを設置して議論を深めること。

 推進協議会後、産業競争力強化法に基づくグレーゾーン解消制度での非侵襲式家庭向け鍼用器具の取扱いについて、経済産業省ヘルスケア産業課の河野室長補佐と意見交換を行いました。