第47回東京都盲人福祉大会が板橋区で開催

2015年10月21日

 第47回東京都盲人福祉大会板橋大会が10月20日、公益社団法人東京都盲人福祉協会、板橋区視覚障害者福祉協会、NPO法人TOMO、板橋区の主催により、板橋区立文化会館大ホールを会場に、会員・関係者約900名が参加して開かれました。

 第1部の式典では、佐々木宗雅板橋区視障協会長の歓迎の辞に続いて、笹川吉彦都盲協会長の大会長挨拶、坂本健板橋区長の名誉大会長挨拶が述べられ、表彰、来賓からの祝辞・祝電の披露が行われました。
 第2部の議事では情勢報告に続いて、大会宣言と8項目の決議を採択しました。午後からは各支部代表が出場して恒例の芸能コンクールや、歌手の大前あつみ&サザンクロスによるコンサートなどが会場を盛り上げ、大会は盛会のうちに終了しました。
 なお、決議された要望事項の概要は次の通りです。
(1)「障害者差別解消法」を実効性あるものとするため、同法に基づく東京都条例を早急に制定すること。
(2)東京都が実施する身体障害者を対象とした職員採用試験の要件にある「活字による回答が可能な者」の条項を削除し、身体障害者間の差別の解消を。
(3)はり・きゅう・マッサージの健全な発展を図るため、無資格類似行為者の徹底取り締まりを。
(4)都が発行する文書や選挙公報を点字化・音声化・大活字化し、全ての視覚障害者が情報を享受できるようにすること。
(5)同行援護事業の計画策定にあたっては、支援専門員を養成配置するとともに、当事者のニーズに合った内容にすること。
(6)歩行の安全を確保するため、歩車道段差2cmを確保するとともに、音響式信号機やエスコートゾーンを設置し、更に、駅ホームからの転落を防止するためのホームドアの整備促進を。
(7)就労継続支援B型事業所で働く利用者の工賃アップを図り、働きがいのある職場とするよう、充分な対策を講ずること。
(8)2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に際し、「世界一福祉都市 東京」にふさわしい障害者福祉会館の建設を。